【人気再燃AE111】自分は運がよかったな...。1年かかったけど。

　ネットを見ていると，AE111が人気再燃のようである。ビックリ価格なのは，7万キロぐらいでも60万円程度の値段が付いているということ。

　僕の1600GTも同形式に分類されているが，何度みても，乗っても，それはことごとく新車のようなクルマである。ドアモールからなにから新品同様で，ガラスにキズさえない。ブッシュも奥多摩走行で生きていることがわかった。

　一番楽しいのは「吸気音」。4連スロットルの音がいいというのか，加速の度に「プシュー」と，それはまるでターボ車のウエイストゲートのような音がするのである。

　何度もかいてきたが，自分の中古車選びの眼は，バス釣りのそれが「あまちゃん」だとしたら「セミプロ」だと自称したい。同じエンジンを長く乗ってきたからわかるポイントがある。

　それでも。

　AE111は，同時代のシビックTYPE-Rに比べれば，極めて実用的であろう。遮音材さえ省かれたTYPE-Rは，走りに特化するならともかく街中使用には辛いものがあるからだ。チタンのシフトノブも，真夏は熱く，真冬は冷たいという問題があるのだ。

　まあ，最終的には「好み」の問題だが，AE111は，さすがに最期のカローラレビンである。

　絶対に後期型の方がオススメだ。ABSもGOAもエアバッグも標準だからね。それでいて6速だしね。現代化されていて違和感が少ないだろう。