オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2016/01/01 元旦・京都 「国宝めぐりで悲願成就」の巻

2016年01月01日 22時41分17秒 | オズマ放浪の旅

2016/01/01 元旦 京都国宝めぐり



 やりきりました。足掛け15年あまりをかけて,ついに達成!

 僕の,最終的な心の拠り所は仏像にもあります。釣りの風景とお寺の風景を重ねてみてしまうぐらいに,とくに真言宗のお寺には強く惹かれています。

 2015年元旦はお伊勢参りでしたが,やはり自分としては何かが違ったので,老父母を連れて,レンタカーで日帰りにて行ってきました。

 浄瑠璃寺では,秘仏・吉祥天女像が公開されており,ようやくご尊顔を拝するに至りました。九体阿弥陀も変わらずすばらしく,何度も拝んでしまう自分が居ます。

 そして,父母に見せたかったのが蟹満寺(かにまんじ)の縁起です。一言でいえば,「いかなるものにも命あり。それを助ければ自ずと自分に返ってくる」というものです。

 僕は,「アミニズム」を幼少時から信じてやまない一人ですが,蟹満寺の縁起こそ,僕は,「科学」の名を借りた外来種排斥主義者に聞かせたいのです。

 そして,「悟りすらもたぬ蟹にも劣るとは,言語道断」とまで言いたくなります。まあ,僕自身も至らないことばかりで蟹以下でありますが,とにかくこのお寺には「蟹への愛」があふれています。仏教もアミニズムも,これがいいのです!

 十一面観音信仰は,この京都でも強く,急峻な地形に囲まれた我が国ならではの仏様だと,湖北での厚い信仰を知ってからというもの,つくづく合点の行くところです。

 最後に『一休さん』で有名な一休寺にも行きましたが,正直自分には禅寺のよさがさっぱり理解できないありさまです。だから,間違っても「神社仏閣巡りが趣味」とは言えません。

 ただ,新右衛門さんなど,アニメでおなじみのキャラがそのまま使用されていたのは,国民的アニメだった『一休さん』の著作権をややこしくしないTV局の英断だと思います。

 これで,京都にある国宝・仏像のすべてにお会いすることができました。そして,そのすべてを,とにかく父母に見せることができました。

 歴史を知ることはなにより未来を知ることになる。お寺めぐりに,人間の英知と愚かさを見ることができるのは僕だけではないでしょうが,ようやく父母に親孝行らしいことができたのかと安堵しています。

 なお,浄瑠璃寺などは非常に交通の便がわるく,京都市内のようには移動ができません。レンタカーでの移動等をオススメします。

 しかし,あのジョイフルで正月早々食事をすることになるとは誤算でした。


この記事についてブログを書く
« 謹賀新年 | トップ | 【07メタマグのセルフOH-正月... »
最新の画像もっと見る

オズマ放浪の旅」カテゴリの最新記事