3月後半に発表された組織改革はことごとく失敗している。
従来想定していた「全国統一」は破綻寸前で,本来「やるべきこと」まで十分にやれなくなっている。
もっとも,自分がその改革を申し出たわけはない。
すべきなのは,「統一」すべき「物体」を明確化してからの話だ,と以前から執行部を批判していた。
理解してくれる唯一の上司にはやたらと「買いかぶり」の言葉を頂いたが,頂けば頂くほど飛雄馬と同じ状況になってしまう。
大リーグボール1号を父とオズマに打たれ,2号を花形に打たれ,3号で破滅した飛雄馬。
自分自身,10年以上前にも改革を実行した。もっとも,やはり理解ある上層部が居たからだ。だから耐えられたのだ。人間なんてそんなものだ。認められてはじめて「生きる」ものだと思う。
月日が経ち,上層部との距離が縮まるどころかどんどん拡大していく日々がある。
釣りに行かないとキチガイ・ノイローゼになってしまう自分もまた事実。
それでも,明日は明日の風が吹くとも思うのだ...。