オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【原因不明の乳幼児病「川崎病」】発見者・川崎富作さん死去。感染者数について新型コロナと客観的に比較。

2020年06月11日 21時31分35秒 | オズマの考える政治・経済問題


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200610k0000m040185000c

 川崎病。僕も幼児のときに罹患し大変だったらしい。当然うっすらとしか記憶がなく(2歳の頃だという),いまはない日本医大・飯田橋病院に入院したはず。そう知っているのはもちろん親が教えてくれたからだが,とにかく「これはヤバイ」だったそうだ。

 さて,病気で発見者の名前がそのまま残っているものは「原因不明」の場合とされている。川崎病は1960年代に発見されたというが,僕が罹患したのはその10年ぐらい後で,罹患当時(1971年頃?)は明確な治療があったのかどうか知るよしもない。親は「あとはお子様の体力次第」とも言われたそうだ。そして,小学校の健康診断では何度も心電図をとられたが,結局ここまで馬齢を重ねている。

 さらにいまでも,新規罹患が毎年1万5千人をくだらないという。乳幼児をどこまでと定義するかが数学的に問題だが,いまの新生児は100万人を切っている。したがって,3歳時までと仮定すると,人口動態から類推して,どんなに多く見積もっても350万人ぐらい。よって,15000÷3500000=0.00428…=0.4%の罹患率といえるだろう。

 比較して新型コロナは,総人口1億3千万人に対し17292人が罹患したことになる。17292÷130000000=0.0001330…=0.01%という罹患率が見えてくる。

 すなわち,川崎病の罹患率>>新型コロナの罹患率である。0.4%と0.01%では桁がまったく異なっている

 したがって,身近に新型コロナに感染したという人より,川崎病に罹患したという人の方が10倍多いといっても過言ではないだろう。しかも川崎病は原因不明のまま50年以上,発見者の先生は老衰で没した...。

 感染症・疾病を考えるときでも,やはり「割合」の比較に意味はあると思う。参考に宝くじの当選率を調べてみた。

順位 宝くじの種類 当選金額 当選確率
1 ドリームジャンボ1等前後賞 1億円 500万分の1
サマージャンボ1等前後賞 1億円 500万分の1
ハロウィンジャンボ1等前後賞 1億円 500万分の1
2 ロト6 1等 約2億円(理論値) 609万6,454分の1
3 サマージャンボ1等 5億円 1,000万分の1
ドリームジャンボ1等 3億円 1,000万分の1
ハロウィンジャンボ1等 3億円 1,000万分の1
バレンタインジャンボ1等 2億円 1,000万分の1
年末ジャンボ1等前後賞 1億5,000万円 1,000万分の1

 だからこそ,新型コロナを“やたら”と煽るのはオカシイと思う。満員電車で感染するというのなら,インフルエンザのようにとっくに罹患してもおかしくない。僕がインフルエンザにかかったとき,まさに数日前に「密室の宴会」があった。その数日後から体調がオカシクなった記憶が定かである。

 感情論でなく数値で考える。主観でなく客観で考える。

 そういう癖をつけてくれた,前O副社長にあらためて深謝するばかりだ


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