スピニングはすべてOHに出した。ベイトフィネス1本勝負。
結論から書く。5バイト・2フィッシュである。2月は出家なし。我ながら驚異的な成果を得た。
2/23に冷たい雨が降った。だが,冷たい雨だから活性が下がるとはまったく考えなかった。雨は溶存酸素を少なからず増やすし,雨がそれなりの量なら濁りが入って釣りやすくなるはずだと考えたのだ。
ちなみに今日も有給取得での出撃である。そう,本来は出勤日。でも,何度も書いている通り「釣りに行かないことのストレス」が大きいので休暇を取得した。
朝は8:40頃から開始。毎回お会いしているヘラ釣りの方にも挨拶してみたが「ダメだろう」と言っていた。だが,少なくともご友人の方は2枚の立派なヘラを釣っていた。一体どこがダメなんだ
今回もメインはヤマタヌキのスプリット。異常なこだわりのようだが,投げやすく・使いやすく・釣れているものを変える必要はないだろう。
12時までに「コン」アタリが2回。相変わらず正体不明。釣り針にかからない相手だということはわかったが,ホント何が一瞬アタッているのだろう
さすがに今日は出家かもと覚悟を決めながら昼食を摂る。
そしてなぜかチョコレートを食べてみることに。
不思議とこのチョコを食べたらやる気が出てきた やはり歩きすぎて低血糖気味だったのだろうか
そして,ルアーカラーを見直すことにする。
バイアス・ブレイクするんだ。水の色をヒントに考え直そう。
いままでは,茶色(スカッパノン)・グリパン(ど定番でつまらない)・ウオーターメロン(いい意味で新鮮)で釣果を得てきた。
だが,午前中は濁っていた水がどんどん澄み始めているではないか
このカラーに実績は多くないがわるくないはず。
ソフトルアーで釣りにくいとき,多くはルアーが曲がっていたりして不自然な動きになっているものだ。思い切って新品交換しよう。
ラインを結び変えてガン玉もきっちり締め直す。そしてやってみる。
そのとき「フッ」と穂先に生命感を感じたかどうか,反射的に左腕でアワセていた。
乗ったゼ。この強烈な締め込みはナマズだろう。70UPは無理だろうけどわるくないサイズだろう。
エクスプライド168L-BFS-2はヘラ竿のようなしなりで強い引きをいなす。まさに竿の弾力で寄せて来れる。
なんとか水辺に出られる場所を見つけて,フッキングの様子を見ると上顎にフックのチモトが見える。これはチャンスだ。
フックのチモトを掴んでキャッチ。12:12分だった。ジャスト60。
やった。ついにやった。これで5週連続キャッチだ。2月のメトロリバーはやはり釣れるウ。
60なので首根っこ掴めました。
それにしてもお腹がパンパンの魚である。魚食性であり本来夜行性であるナマズだが,濁っているから釣りやすいのか それともエサがなくてウロウロしているのか。
この1匹でも十分だが,まだ追加できるような気がする。でも,今日は中国鍼の予約をしているので14時には釣り場を上がらないといけない。
あせっても仕方ないので一旦ポイントを休ませる。強烈なファイトの後はさすがにそうそうヒットが続かないからね。
時計を見ると13:30。あと30分かと思いながら,上流・下流にも移動する。しかし,アタリはあるものの乗らない。
1匹釣ったポイントの近くに戻ってきた。もう一度同じカラーでやってみよう。ただし,針もルアーも新品にする。もちろんラインは結び変える(僕の結びかえは,自分で言うのも何だがかなりマメである)。
そしてまた「クッ」と来た。一旦送ってアワセた。乗ったぜ。今度もデカイナマズじゃないのか
強烈な締め込みが嬉しい。絶対に釣り上げるぞオ。
今度はメッコだった。ヒゲでエサを探すナマズだからこそなのか。これも60ジャスト。
1匹目と同じ魚かと思ったが明らかに違う。こちらの方がはるかに太い。これもフックのチモトを掴んで抜き上げたんだけど。
重くて長くて自撮りの限界。嬉しい悲鳴だ。
もうこれで今日は十分だ。時計を見ると14時近い。今日はピヤーできないけど,気分的にはピヤーである。
素晴らしきメトロリバーだ。2月の実力は半端じゃない。
2023年は2月に釣ることが出来ず悔しかったものである。そのせいか2023年はナマズはわずか1匹だった。それに比べたら,2024年はバス2匹にナマズは5匹か
これでウルトラ絶好調の2月が終わった。でも,このポイントのパワーはこんなものではない。仮称・太田さんはライギョを釣っているし,バスの実績も多数ある。
3月になったらまた来よう。