年末ジャンボ宝くじ。
抽選風景を何度か観たことがあるが,子供の頃から「これでは思い切りマグレではないか」と思っていた。
高校数学で「確率・統計」を学び「期待値」を知った。
100円の掛け金でいくら儲かるか,というような計算に役立つもの。
宝くじは,この値が「天文学的に」低い。
要するに,客観的には買わないのが正解だ。
「夢を買う」といって,僕に購入を勧めてくる中年職員が居たのは,僕が新入社員時代。
そのとき,しょうがなくて何枚か購入したが当然アタラナイ。
期待値は正しい。数学は裏切らない。そう確信した。
では,出家ばかりの釣りで期待値はあるかといえば,ない。計算不能だ。相手は千変万化する自然。計算など及ばない。
だから釣りをするのである。
釣りが一生の楽しみなのは,釣れない時間をいかに過ごすかにあるだろう。
閑話休題。
要するに宝くじ。仮に,二桁の数値の組合せを考えても,1/10☓1/10=1/100=0.01=1% ゆえに,100回やって1回アタルというレベル。
努力がまったく報われない。
だから宝くじは買わない,あくまで僕は,である。
釣りもギャンブルのようなところがあるが,やはり違うと思う。釣りは不健康ではないよねえ(と強調しておこう)
それでは,2020年「オズマの部屋」ご愛顧ありがとうございました。よい年をお迎え下さい。
2020年総決算はとくにありません。