「 伴天連 ( バテレン ) の山 」 と呼ばれた高鉾島
高鉾島と神ノ島教会の中間にある岬の聖母像
神ノ島教会と岬の聖母像
神ノ島の沖合にある高鉾島では、
宣教師の宿主・ガズパル上田彦次郎と、
アンドレア吉田が島に連行され、
元和3年 ( 1617年 ) 10月2日の早朝に、
多くの人の前で斬首、処刑された。
遺体は西坂で殉教した人々と一緒に海に投げ込まれた。
そんな島をオランダ人は、Papenberg ( 伴天連の山 ) と呼んだ。
岬の聖母像は、ザビエル渡来400年と海の航海安全を願って、
昭和23年 ( 1948年 ) に、
神ノ島教会堂の下の岩の上に1.7mの聖母像が建てられたが、
風雨に晒されてい痛んだので、昭和59年 ( 1984年 ) に、
現在の高さ4.7mの聖母像に代わった。