「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

「 念願の初優勝 」  中本健太郎

2017-02-05 14:27:41 | 馬の詩 ・ それぞれ...



14回目のマラソン挑戦で初めて優勝した中本健太郎








2時間9分32秒でゴールテープを切る





 「 念願の初優勝 」  中本健太郎 



    思えば4年前
    川内とデッドヒートを演じ
    涙を飲んだ別大マラソン
    ここを勝って
    世界陸上へ夢をつなぐ
    14回目の挑戦で
    安川電機の中本が見せた
    念願の初優勝  






    平成29年2月5日 別府大分毎日マラソンより

第37回東京新聞杯の覇者 「 エビスジョウジ 」

2017-02-05 12:57:44 | 競馬・ボート






















父 ミルジョージ
母 スパニッシュホープ
生年月日  / 1981年6月17日
調教師  / 相川勝敏 (美浦)
馬主  / 加藤友三郎
生産者  / 久保田牧場
産地  / 浦河町
通算成績  / 22戦3勝  [ 3-5-4-10 ]
主な勝鞍  / 第37回 東京新聞杯


エビスジョウジが唯一重賞レースで輝いた東京新聞杯。
重賞レースでは、この東京新聞杯を3度出走を試みたが、
3度目は出走取消になった。
こうして3年続けて同一重賞だけを目指した馬も珍しいだろう。


期待多きシンホリスキーの 「 きさらぎ賞 」 

2017-02-05 08:01:41 | 競馬・ボート








父 ホリスキー
母 シンサーザンクロス
生年月日  / 1988年4月3日
調教師  / 岩元市三 (栗東)
馬主  / 林 幸雄
生産者  / 大道牧場
産地  / 浦河町
通算成績  / 39戦8勝  [ 8-5-1-25 ]
主な勝鞍  / フジテレビ賞スプリングS ・ きさらぎ賞


今日、京都競馬場でクラシックへの登竜門であり、
出世レースの 「 きさらぎ賞 」 が行われる。
価格も強さも規格外のサトノアーサーという馬がいるが、
” レースは水物 ” 走ってみないと分からない。
そんな 「 きさらぎ賞 」 の想い出は多い。

物凄い勢いでゴール前突っ込んで来たが、
骨折してこの世を去ったセイウンマグマラシや
そのレースを勝ったメジロマイヤーなど・・・

シンホリスキーは、デビューから期待を集め、
勝ち進むに連れ、クラシック候補と言われ、
シンチェストやシンブラウンに続けとばかりに、
きさらぎ賞に続いてスプリングステークスをも制し、
父のホリスキーの後継ぎが出て来たかと思われたが、
その後、期待とは裏腹に凡走ばかりを繰り返した。

勝ち続けていると人の記憶に残るが、
負け続けていると、新しい活躍馬に目が行って、
その馬の記憶は薄れて行くものである。
だけど、その馬の蹄跡を忘れないためにも
こうして残したいと思う。



九州人の魂を揺さぶったニルキング

2017-02-05 01:56:08 | 馬の詩 ・ それぞれ...



4頭が横一列に並んだ 「 きさらぎ賞のゴール前 」






 「 九州男児 」  ニルキング 



  九州産ばかりのデビュー戦こそ
  3着に敗れたものの
  父 ニルコスの血を発揮して
  またたく間の4連勝
  一気にスターダムに伸し上り
  シンザン記念はエリモジョージ
  きさらぎ賞はスリーフラムの
  ともに3着と頑張るが
  骨折という憂き目に遭い
  クラッシクを棒に振る

  再び小倉の馬場に姿を見せたが
  3才時 九州のファンを熱くさせた
  激しいまでのニルコスの血を
  見せることはなかった



父 ニルコス
母 ローヤルチェリー
生年月日  / 1972年2月25日
生産地  / 宮崎県
生産者  / 今市幸夫
性別  / 牡
毛色  / 鹿毛
調教師  /  田之上勲(栗東)
馬主  / 服部文男
競走成績  / 平地16戦4勝 ・ 障害6戦1勝
主な勝鞍  / デイリー杯3才ステークス



上の写真は第15回きさらぎ賞のゴール前の写真だが、
勝ったのは内から3頭目の白帽子のスリーフラム。
そして2着がゼッケン10番の桃色帽子のロングファスト。
3着がゼッケン8番の橙帽のニルキング。
そして4着が一番内のゼッケン4番のグレイトファイターで、
その着差はハナ、ハナ、アタマの大接戦だった。

この3着になったニルキングは
ニルコスとローヤルチェリーの間に生まれた九州産馬で、
全てにおいて劣勢だった九州産馬が、次々に勝って行く姿に夢を託した。
ニルキングもケンセイグットもコウエイロマンも、
九州産馬というだけでその活躍に魂が震えた。
それは、自分の中に流れている 「 九州 」 という血の宿命かもしれない。