今日は年末に放映されていた映画「手紙」を録画していたのを思い出し、視聴しました~。
人気直木賞作家「東野圭吾さん」の原作の映画化というのと、社会的な人間ドラマだというので、見てみたくて録って置いたものの、年末年始の忙しさですっかり忘れてしまってました~。
自分の学費の為に強盗をして結果誤って老婆を殺してしまった、服役中の兄から毎月淡いピンクの桜の「検閲印」が押された「手紙」が届くのですが、兄の生きがい、弟の贖罪である「手紙」=「絆」が、弟が生きていく過程で、徐々に足枷になっていくんですね。
左の「由美子さん」(誰かな?とエンドロールを見たらアノ沢尻さんでしたね。)の存在が後々主人公にとってのキーパーソンになるんですが・・
「手紙」のせいで恋人とも別れさせられる試練もまってます。
この事件以来「手紙」(返事)を書かなくなってしまいます。
左遷されても一生懸命働く主人公に会社の会長が訪ねてきて(コレも由美子さんが弟君の人柄を切々と会長宛の手紙に書いてます)、「差別から逃げてはいけない、君の辛い人生もひっくるめてお兄さんの罪なのだから、ここから始めればいい」と諭される場面です。
そして、4年間毎月お兄さんが目にしていた「手紙」は、由美子さんが、弟君に成りすましてで打って出していたものだったのです。
由美子さんの気持ちを解った時、「今度は俺がお前を守る」と、晴れて結婚して子供を育てているのですが・・その子供も「差別」を受けてしまいます。
「私は逃げへんで」(沢尻さん全編イントネーション違う???な大阪弁(?)使ってましたけど・・)と、強気な由美子さんの言葉に、家族を守る為、「4年間は、自分が書いたものではないことと、もう手紙を書かない兄貴を断ち切る」と、兄に最後の手紙を書いているシーンと、弟の「最後の手紙」を読んだ兄からの「遺族」への「最後の手紙」を、遺族宅で弟君が読んでるシーンです。
ここで、遺族の方から「もう終わりにしましょう」と言っていただけるんですね。主人公の「有難うございます」と涙する場面は
でした。
漫才コンビを組んでいたこともあって、やがて弟君はお兄さんの「刑務所」へ「慰問」にいって、「兄弟」のことをネタに面白くボケるんですが・・
面白おかしくネタにしたあと、「バカな兄貴なんですけどね~」「血が通ってますからね~」といった時の兄と弟。ここからのカットがもうボロボロこぼれました~。
兄「玉山鉄二」さん、弟「山田孝之」さんの演技にもを送ります。