今日の日中は風もあり、夕方にはちょっとお湿りがあって久しぶりに涼しい夜を過ごせています。
さて、シリーズでUPしていますドライブ旅行、今回は熊野古道中辺路(なかへち)の近くにある「野中の清水」をご紹介します。
左の写真の左端が前回にご紹介した「滝尻王子」です。黒色が国道311号で、赤色が「熊野古道」です。王子社がたくさんあるようですが、前回記事にした「高原熊野神社」の位置解りますか?ここまで1時間半ですよ。写真の有名な「牛馬童子像」まででも一体何時間かかるんだろうって思いますよね。
平安人は忍耐強かったのでしょうね~私達はそんなに歩かなくていいし、古道を見ることができる生活道路で使ってらっしゃるという平坦道路にある「継桜王子」界隈を散策することにして、一路右の写真の「野中の清水」を
目指しました。
古道を歩く旅人が、わざわざ降りてきて喉を潤したという「野中の清水」は奥の方から清水が湧き出てきて古くから名水として知られていたようです。宝永2年に俳人「服部嵐雪」が詠んだ「すみかねて 道まで出るか山しみづ」の句碑や、↑「いにしへの すめらみかども中辺路を 超えたまひたり のこる真清水」の歌碑は「斎藤茂吉氏」が昭和9年に車で白浜に向かう途中に詠んだ短歌だそうです。
反対側からも撮ってみました。溜まってる所は何か神聖な領域のような感じがします。
左の写真の臙脂色に見えてる所辺りから滝のように流れ落ちています。右の写真の柄杓の左下が流れです。
「古道」を少し歩いた後に此方へ戻って冷たいお水でタオルを濡らして涼を取らせていただきました。流れの動画を少し撮ってますのでご覧ください。
次回は「継桜王子」界隈編です。