今日のpeko地方、快晴最高気温も27度まで上がりました。
さて今回は、先月末に急遽、泉南市信達牧野の(梶本家のふじ)を見せて頂きに行ってきましたのでご紹介します。案内にあった駐車場から700メートルほど歩くと梶本家なんですが・・・
熊野街道へ曲がった途端、信達宿の面影を残す左の写真のような昔ながらの板塀や、蔵のある立派なお家が点在していて、今風のお家には植栽にも工夫されているお家がたくさんありました。「呉服屋さん」も残ってました。
藤まつりも後一日で終わってしまうという日に行ったのですが、大勢の方がいらっしゃってました。
藤のつるで編まれた椅子に座われて、お庭を眺めれるようになっています。
右の写真の軒下には廊下と同じ間口幅の毛氈が敷かれてる縁台があって、皆さんぎゅうぎゅうで座られてお庭を眺めてらっしゃいました。(少し小さめの龍安寺の石庭を眺めるように・・)
「シラン」も咲いてます。
「納屋」でしょうか素敵です。
「藤棚」の手前に登れるようになってます。其処から撮った写真です。
故「梶本さん宅」の一本の「野田藤」は、樹齢35年、手入れの結果、藤棚は幅30m、奥行き27mで、今では4万を超す花房をつけるまでになっています。17年前から自宅を開放されて、地元を代表するイベントに発展しています。今は「藤保存会」の方達が手入れや、祭りまで引き継がれています。
イベントもされていて、私が行った翌日の29日には「本陣跡」~信達牧野交差点までの「時代行列」や、「地車(やぐら)」も公開されたようです。「藤まつり」期間は日没から20時まで交差点から梶本邸まで街道筋に行灯もともされてるようです。
今は車も通りますが、熊野街道を歩いて、綺麗な藤を見上げ、つかの間タイムスリップしたような気分でした。