「ありゃ~、ウチも若かってんな~。」 人間ならそういう声の出る写真です。
ほぼ10年前、2004年12月の海遊館ペンパレ写真に登場するマユゲちゃん、最前列でフリッパーを広げています。
人間と同じく、ペンギンも年齢により変化します。若い頃は皮下脂肪がしっかりとしているので、小顔だし、シワやタルミが出ません。
こちらは今年2014年6月、換羽終了直後の最も美しいマユゲちゃん。首を伸ばし気味にしていますが、ちょっとぷにぷにしている感じが・・・しませんか?
同じ日の写真。アゴにシワが見られますし、全体にちょっとたるみっぽいです。
もっとも、換羽終了頃はやせているので、シワが出やすいことは確かですけど。
年をとると、いつも換羽終了直後のようにシワやタルミが出やすくなります。
人間の場合、『クセ』がつくのと、加齢で皮下脂肪が柔らかくなるのが原因らしいです。きっとペンギンでも似たようなものじゃないかと思います。
1枚目のペンパレ写真について。
パレード終点の広場でペンギン解説がありまして、「体重を量ってみましょう」とアナウンスがあったとたん、マユゲちゃんを先頭に全員が体重計に背を向けて逃げました。
逃げ遅れた最後尾の1羽が飼育員さんに肩を抱かれて連れて行かれるところです。
小柄だし、両方のフリッパーにビーズをつけているので、性別未判定の亜成鳥だと思います。だから要領が悪かったのかも?