「あ~、そこの人間、近う寄れ。」 はい、なんでございましょう。
「我が舌をとくと見るがよいぞ。」 というわけでむか~し東山動植物園の王様が見せてくださいましたペンギンの舌。
のどの奥に向かって傾斜したイガイガがびっしり生えております。サカナを頭から丸呑みするための一工夫。ウロコが引っかかるのでサカナがバックできない!のです。
こんなペンギンの舌でペロリとされたいと思う御方は、例によって重度ペンギン中毒者とみなさせていただきますのでそのつもりで。
ほんとうは、このキング様は暑いので口ではぁはぁ息をしておいでのところでした。
ついでに、ペンギンの口の中、上顎はこうなってます。こちらもびっしりと奧に向かってイガイガしています。モデルはアクビ中の京都市動物園フンボルトでした。