Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

トレイルランニングに使える靴

2010-10-29 | アウトドーア・環境
靴を買った。ウォーキングシューズである。最初のキャラバンシューズ以降はじめてのハイキングシューズである。ハイキングシューズでありながら走れるトレイルランニングの出来るシューズと言うことで探した。

具体的には、ラスポルティヴァのラップトアーGTXなどが眼中にあってそれに類するものを試してみたのであった。そこで試したのがテクニカ社の幾つかとローヴァ社の幾つかであった。最初のものは足首も高めで、何よりも足踏まずよりも先が固い。そこでローヴァののそれ吟味したのだが、結局購入したLowa - Al-t Rex Xcr Loが足にしっくりと来た。ドイツのスポーツ靴は、特に踵辺りがどれも大振りなのであるが、これもご多分に漏れずにそうである。

サイズもハイキング向けの少し大き目のものとなる。重量は軽い感じがしたが、標準よりも少し軽めの450Gぐらいである。何よりも優れていたのは、つま先が比較的蹴りやすいことと、左右の支持があって安定感との二律背反が比較的上手に解消されていることである。但し、これも明日の朝を待って本格的に何時ものコースを走ってみなければ結論できない。

しかし少なくとも下りはこれで怪我や故障の心配無く飛ばして駆け下りることが出来そうだが、折角はじめようとしている上りがこれで完走可能かどうかである。明日平地での走り具合を試してみれば分かるだろうが、今までと同様のスピードで走れれば儲けものである。ジョギング程度にしか蹴り足が利かないのではないだろうか?逆に本格的な上りとなってしまえば、ここ一年や二年では本格的に走れるようにはならないだろうから、精々つま先が引っかからずにかけっこ出来れば良いのである。

要するに、具体的にはこの靴で林道をどれほどのスピードで入り抜けることが出来るかだけである。少なくとも今まで使っていた運動靴よりも重く、硬いので、走り方なども自ずと変わってくるに違いない。

さて、最初に頭に描いていたイタリアの靴は、軽量であったが素材やコンセプトが大分違い、下り道にはあまり良さそうではなかった。なるほど左右に支持が無くとも、上りを駆け抜けるためには矢張りこうした靴も必要になるのだろう。ハイキングに向かないことは構わないが、足がもう一つ踏ん張れなさそうで、悪路には中途半端に靴底が硬い分一寸具合が悪そうである。

同じようなコンセプトで造られているのが最新のローヴァのS-TrailGTXと呼ばれる商品のようである。これがあれば一度試してみたかったが、写真等で見る限り、蹴りやすそうであるが、左右には踵へと向っての強化されているようで、踵の収まりが悪ければ幾ら軽量化が果たせてあっても矢張り同じようにエネルギーの無駄は多そうである。

しかし驚いたことに、ドイツ語のサイトはどころか、英語のサイトにおいてもこの領域の話題は意外に少ない。スポーツ人口としてフリークライミングよりも遥かにマイナーなジャンルなのだろうか?まだまだ今後の改良や新製品が待たれる。先ずは試してみよう。しかし、これで少なくとも雪道になっても暑くなっても、ゴアテックスのお蔭で同じように快適に森の中を踏破出来そうである。氷化していない場所ならばこの靴で何処でも踏み込めると言う事でもある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする