Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

アダージョ・イム・アウト

2011-11-03 | 雑感
連邦共和国の政治家で誰が一番のピアノの名手か?少なくとも現在の連邦議会ではCSUのペーター・ラムザウワー交通相が上位に入りそうである。場合によっては首相となることもあるとすれば、ピアノでEMI録音を果たしたSPDのシュミット元首相との比較となる。

今回は、「アダージョインカー」と題したCDで、これまたエシェンバッハなどと共に連弾に加えて、ドイツェオパー・ベルリンの管弦楽団とモーツァルトの21番の協奏曲からアダージョを弾いている。

インタヴューに答えて、早い楽章であったなら一日に五時間以上は練習しないといけないが、遅い楽章ならば睡眠を削って、ジョギングの時間を割いて練習できたと言う。この曲に関しては三十年ぶりの練習だったようだ。

アダージョ曲が選ばれたのは、タイトルが示すように、車の中でのBGMとして安全運転となるリラックス効果が考えられたようで、宣伝にある発泡ワインとの相性は、またそれとは異なるらしい。

大臣に意見では、ベートーヴェンやブラームス、チャイコフスキーの交響曲はエキサイティング効果があるので安全運転のBGMには向かないようだが、アマチュアーのピアニストとしての夢は、サイモン・ラトルとベルリンのフィルハーモニカーとの競演での皇帝協奏曲やチャイコフスキーの第一協奏曲の演奏というから、可也腕に自信があるようだ。

実際にYouTubeで録音風景を見ると、立派な粒の揃った打鍵であり、記憶にあるヘルムート・シュミットのそれを完全に超えている。



参照:
Minister Ramsauer, Deutsche Oper Berlin und Stephan Frucht spielen Mozart (YouTube)
„Langsamer Klaviermusik hemmt Aggressionen“, Kerstin Schwenn, FAZ vom 2.11.2011
アウトバーン利用者負担の議論 2009-11-12 | アウトドーア・環境
寿限無 食う寝る処に住む処 2010-12-13 | 文化一般
異端への法的社会正義 2007-02-20 | 女
更に振り返って見ると 2005-10-09 | 歴史・時事
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裏のある情報の扱い方

2011-11-03 | 生活
床屋に行った。今年はもう一度行けばそれで終わりである。親仁は客が居らず暇そうにしていた。

早速、九月の葡萄泥棒の情報を求めた。新情報はないということで関連情報の話となった。しかしあとで考えるとなにかを誤魔化しているようにも感じた。こちらも情報の扱いの素人ではないのでなんとなくそれを感じた。

推測するに様々な憶測が流れていて、テプコがいう個人情報保護を鑑みてというような印象も受けた。結局、被害規模も新聞が騒ぐものではないことは確かなので、本当に犯人が挙がるとは思われない。

テプコや政府がはじめて再臨界の可能性にまで言及した。恐らく、今に始まった燻ぶりではないのだろうが、これも毎度のことで事後にそれを既成事実化してしまう方策である。そもそも「必要」に応じた計測限界値の設定で多くのことを実証的と称して誤魔化すことが可能である。いづれにしても定量といってもどれぐらいの割合でというようなことなのであろう。そもそもホウ酸を入れ続けたのはこうした事情であったからだ。全体の温度が下がっているといっても一部は水に浸かりながらも十分に冷却されないで消し炭のように未だに燻っていることは間違いないということでしかない。

山側に防水壁を造ると水位が逆転して浸透圧の関係で強い汚染廃液が外へ漏れるという説明は、そのもの今も駄々漏れに海側へと強度核廃棄水が海側へ漏れているという認証でしかないのである。

テプコや政府の説明を信じる馬鹿な日本市民は居ないとFAZは本日伝えていた。福岡の九電の玄海四号の再稼動は第一面記事として驚きとして捉えられている。あのような電力会社があのようなものを稼動して九州の人間がそれを許すのは信じられない事象である。恥さらしな日本の官僚組織である。



参照:
写真から気がつかなかった? 2011-10-08 | ワイン
葡萄泥棒も入りやすい家 2011-10-02 | ワイン
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