金曜日の夕方のラジオが伝えていた。核廃棄物の最終処理場に関しての議論である。北ドイツのハムブルクとベルリンの間に位置するゴーアレーベンが有名だが、そこの問題とともに南ドイツの廃棄物は南で片付けろという意見もあり、現在フィリップスブルクなどに積み上げてある高濃度放射性廃棄物をバーデン・ヴュルデンベルクへ持っていこうという話である。
バイエルン州やヘッセン州は、その処理場に関しては硬派であり、様々な地質学的な安全性がそこで議論されていたのである。つまり、北ドイツのそこでは岩塩の屈であり、バイエルンならば花崗岩となり、バーテン・ヴュルテンベルクでは粘土質の土壌が議論される。
粘土層が百メートルほど分厚ければ、水漏りすることが無く、その点では安定性があるが、変質や過熱されるため通熱性では、砂岩などとも比較されるようだが、少なくとも割れ目が行く花崗岩よりはましということらしい。
それでも最終的には深く地下に埋められても、地域住民の賛意が必要であり、実際にはボーデン湖の北側からウルムなどのバイエルンのシュヴァーベンへと掛かる地区で選定されるとなる。
いづれにしても原子力発電所の安全性などよりもトイレが無いと言われる死の灰の処理の方がどうしようもない。来年には、ラ・アーグから一ダースほどの廃棄物が、セラフィールドから21個の廃棄物が処理されてドイツへと戻ってくる。
日曜日に報道された、トラクターでの国境を越えてのフェッセンハイムへのデモ行進は、農民の力を見せてくれる。福島ではっきりとした制御できない原発は、人や食物だけでなく、土地を故郷を駄目にしてしまうのだ。農民が立ち上がるのは当然である。
玄海発電所の再開問題は大変な批判を浴びているようだが、農民が立ち上がらない限り駄目である。TPPの善後策にあるように農業への補助金などはもってのほかである。農民は集りではない、土地とともに自立すべきなのである。
参照:
Gibt es etwas Besseres als Gorleben?,
Proteste gegen Weiterbetrieb des AKW Fessenheim (SWR)
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粘土層が百メートルほど分厚ければ、水漏りすることが無く、その点では安定性があるが、変質や過熱されるため通熱性では、砂岩などとも比較されるようだが、少なくとも割れ目が行く花崗岩よりはましということらしい。
それでも最終的には深く地下に埋められても、地域住民の賛意が必要であり、実際にはボーデン湖の北側からウルムなどのバイエルンのシュヴァーベンへと掛かる地区で選定されるとなる。
いづれにしても原子力発電所の安全性などよりもトイレが無いと言われる死の灰の処理の方がどうしようもない。来年には、ラ・アーグから一ダースほどの廃棄物が、セラフィールドから21個の廃棄物が処理されてドイツへと戻ってくる。
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玄海発電所の再開問題は大変な批判を浴びているようだが、農民が立ち上がらない限り駄目である。TPPの善後策にあるように農業への補助金などはもってのほかである。農民は集りではない、土地とともに自立すべきなのである。
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