Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

恥さらしのヴルフ何某大統領

2012-01-06 | アウトドーア・環境
昨晩は今年最初のクライミングをお休みした。仕事始めのパートナーの医者が溢れる患者に腸インフルエンザか何かをうつされて体調不良ということだったからである。違うお誘いもあったのだが、運動不足解消を諦めて先ずはお休みとした。

ここ数日強風が荒れ狂い、冬雷が轟き、狂ったような春のような天候となっている。時速120KMほどの強風はあまり経験したことが無く不安を感じた。方々で死傷者など甚大な被害が出ることだろう。

ラジオがまたもドイツ経済の景気の良い数字を出していた。時節柄昨年度の集計が出てくるからである。それによると、統一後嘗て無かったほどの成長を小売業界が果たしたということで、前年度比で2%を軽く超えているということだった。

消費の過熱感は一切感じないのだが、もしかするとイーコマースの成熟がこうした市場拡大を獲得しているのかもしれない。

一方、ドイツェバンクがロンドンシティーの自社ビルを売却したりして所謂不動産フォンドの清算は進んでいるが、連邦共和国内の不動産への投資機運は再び上昇している。

そうしたところにスキャンダルとなったのが連邦大統領ヴルフ氏の若い嫁さんのための自宅購入のためのクレジット問題で、昨晩もTVで事情説明などをしたようだ。特にビルト新聞の編集者への電話での恫喝は、まるで日本の小沢何某などの強面の政治手法を想起させて、名誉職である大統領の権威を潰したとしかいえないであろう。

もはやこの大統領を支持する市民はいないだろうが、そもそもメルケル首相の女の嫉妬心と政治方針が生み出した汚物であって、メルケルの首と組み合わされているので政治的な攻防となってきているのだろう。完全に時期を逸した。

それにしても、名誉職は愚か政治家としてもこうした疑惑の目が注がれるときには潔く政界を引退するのが当然であるのだが、まるで泥まみれのような日本の政治家のようなトップ政治家が連邦共和国に存在したとして怒りを通り越して驚愕の眼差しが注がれている。

その家庭事情や住宅事情に関しては、日本のそれをお手本としての文化記事がFAZを賑わしていたのでそれは改めて紹介したい。


PS.ビルト新聞が大統領の恫喝の録音を公表すると声明した。言い訳の説明が事実と異なるということからである。もはや連邦政府も只ではすまないだろう。



参照:
信用が第一のクレジット 2011-12-20 | 歴史・時事
日本政府に「最大限の透明化」 2011-10-27 | マスメディア批評
独社会を写す大統領の嫌気 2010-06-01 | 歴史・時事
風向きを見極め、早い見切り 2012-01-05 | アウトドーア・環境
文学としてのジャーナリズム 2012-01-04 | マスメディア批評
コメント
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