Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

教えたがり面倒くさがり

2012-02-21 | 生活
世の中教えたがりは数多い。誰でも苦労して覚えた物事には一家言持っていてつい一言を発してしまうのが普通で、面倒がられても指導をしてしまうものである。

その人が意識していることを察するのも楽しく、なにをどのように解決しようとしているかを想像するのは必ずしも悪趣味ではなく、醍醐味ですらある。

しかし、ありきたりの手順や決まりきった工程を態々教えるには、忍耐強い精神すら必要である。そのようなことでそのような手ほどきをするのも面倒で、根気が続かない自分を知っているからこそ、幼少時代からそうした立場に就くことを避けてきたのであった。

それでも世の中巧く出来ているもので、そうした指導をすることを厭わないできた人も数多い。その背景には権威を持ちたいとか誇示したいとか言う助平な心があるのは確かであるが、やはり頭が下がるのである。

少なくともそうした権威如きを嫌う身からすれば、そのための忍耐力も根気も無く、同様に仮に子育てなどといっても可也異なった方向に進んでしまうに違いないのである。

連邦共和国の大統領にはそうした権威は求められないが、自由党の脅しでメルケル首相がガウク氏を推挙することになり、ラジオでは人気と人格についても議論がなされていた。さまざまな意見があるに違いないが少なくとも教養人であることは文化国である限り最低は求められる資質に違いない。知識人としてローマン・ヘルツューク元大統領は別格に違いないが、少なくとも最低の教養がなければやはり文明国の元首を引き受けるべきではないであろう。

日曜日の朝は起きるのも辛かった。しかし意を決して走りに出かけた。とても足などが苦しく、先週来の気管支炎気味の呼吸器にも堪えた。それでも途中経過9分、そして15分超えでなんとか緑のベンチついて、頂上まで上がるのを断念した。足のふら付きで下りに自信がなかったからである。下りは12分で無事降りてきた。

早めに帰宅後リースリングのニコゴリに昨晩あけたラインガウのバイケンを飲んだ。2008年産のエルステゲヴェックスにならなかったワインであるが、結構強さがあり、まだまだ完熟には至ってなかった。その分、押しが強く、青い麦わら味なども素晴らしかったが、結構疲れた体に良いが回った。

そして月曜日は、昨日の疲れがはじめて太ももに来た。どうも坂を上るときに膝が上がるようになったのだろうか?下肢よりも上肢に痛みが来るようになったのでなにか変化が表れるだろうか。少なくとも頂上まで無理して走らなかったのは正解であった。



参照:
非被逮捕権まで剥奪 2012-02-19 | マスメディア批評
疲労困憊した朝飯前の一万歩 2010-08-29 | 料理
コメント
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