Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

初秋のメランコリーに酔う

2012-09-04 | 
朝少し走った。十六分ほどの短い距離だったが山登りでテムポを上げたのでぜいぜいした。夕方までそれが中々取れないが、先週の後半はサボっていたので良い刺激になった。走ると身体の代謝が激しくなるのでホルモンの放出同様にやはり都合がよい。

夜になると寒くなるので、そろそろ長袖のパジャマに替えようかどうか模索中である。少なくともここ数日は半袖では寒かった。そのせいか他の原因かは分らないが、久しぶりに睡眠が短く浅く途切れ途切れ勝ちになる傾向があった。今晩も同じような具合であるとすると、やはり原因を追究しなければいけない。

毎年秋の始まりには胃癌症状が出るのだが、今年は寧ろ腸の調子となって表れ、胃や食道はリースリングの酸が若干沁みる。しかしここに来てジャガイモなどの暖かいものを食するようになって、急に良くなった。

特に心配事があるわけでもなく、精神的なプレッシャーが大きい訳ではないが、来るべき冬に備えて、クリスマスシーズンなどを考えると久しぶりに冬篭りの準備へと心が動いていくのも事実である。

一種のメランコリーも久しぶりに良いものだと感じる今日この頃である。一体、あの有名な版画を、デューラーは幾つのときに制作したのだろう?なにかとても楽しい物思いなのである。そう言えば先日パリの今年のマロニエの落葉についてお話をしたところだった。


今日の音楽:バッハ ゴールトベルク変奏曲 グレン・グールト デジタル録音



参照:
氷点下の雪模様 2006-08-12 | 暦
スタート地点に戻ってみる 2012-09-02 | 雑感
大脳辺縁系に伝わる記憶 2009-01-06 | 文化一般
観られざるドイツ文学 2007-11-07 | 文学・思想
コメント
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