Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

「先ずは心の準備」の価値

2012-09-27 | 生活
散髪屋に行ってきた。前回はどうも七月末で二月ほど伸ばしていたことになる。後髪が喧しくなってきったのも頷ける。山に出かける前に行っていなかったのも驚いたが、それほど暑い状況ではなかったということだろう。今年の夏はそのような夏であった。

世界最大のワイン祭りヴュルストマルクトの話や摘み取りの話になった。髪結い親爺がそこで愉しんできた様子が知れてよかったが、そこのワインで満足できるのがある意味幸せなのだ。反面高価なワインには誰でもが手が出ないのは当然で、まさにライフスタイルの相違でしかない。

しかし親爺が言うのは正しくて、安いワインでも美味いのは間違いない。しかしその裏事情を知ってしまうと、どうしたらその味が出てくるのか、何をどのように調整しているかが見えてくると、手落ちの無い化粧が煩わしく見えてくるのである。

全く女性とワインは似ているところがあって、幾らでも美しい女性も美味いワインも世界中に事欠かない。しかし、その先に拘り始めるともうどうしようもなく引き返せない迷路のようなところに落ち込んでしまうのだ。

それは好みとかそういったものとは一線を画している質というものであり、価値というものなのであろう。

そういえば、親爺は新しいワインよりも寝かして飲むのが好ましくなったと語った。今2009年産を好ましく飲んでいるようだが、量を買いそびれたという。なるほど甘みあり口当たりの良い年度である。今年の暮れに掛けて開けたいと話した。そろそろ試してみるのも良いかもしれない。

色々と書かなければいけないことが山済みしているのだが、仕事を片付ける一方色事に取り込んでいるともはや殆ど時間が無くなって来ている。これで天気が良くなると更に忙しくなってくる。シャワーのような秋雨が続くうちは岩場が濡れていて出かける暇がないのである。

そのような恋愛ごっこの調子で週末のランデブーが話題となっているが、土曜日の天候次第とか、鎌をかけられている。その一方で「それまで先ずは心の準備するわね」と。



参照:
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