Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

絶品の若ニシン箱寿司

2013-06-18 | 料理
金曜日は再び箱寿司を作った。前回は味見も兼ねて十分な魚の量がなかったのだが、今回は全てを寿司にするために購入した。価格は3ユーロ30ぐらいであるが、祖の価値は十分にある。今回は函寿司だけなので、米の量もミルク米を半合、通常米を一合で、合わせて一合半とした。

青紫蘇がないので、バジルを挟んだが、ひね生姜でも悪くは無いかと思う。その場合はホースラディッシュと粉わさびとは違う配合にしなければいけないだろう。形は、手際を間違えてあまりよくなかったが、寿司米を冷やす時間が取れたので味は悪くなかった。食したのは会合に出かけて帰ってからであるから、二時間ほど経ってからであった。

その分、食べることに専念できた。米自体の味も日本の水稲のように甘くは無いのでその分若干酢に味をつけるべきかと思われる。時間が経ってもパサパサすることはなくこの時期の寿司飯としては万全であった。寧ろ、こうした米になれると日本の水稲は水分が多いので胃にもたれて辛い。そもそも大飯を食する方なので、二合を食して胃がが痛くならない米で無いとと不健康に感じる。

米に関しては、水稲の独自性はあるが、決して日本の米が価値あるものだとは思わない。恐らく米を特別扱いしているうちは日本の農業はひとり立ちできないで破滅するだろう。TPPなどとは全く関係ない市場の自然淘汰の恩恵である。勿論消費者は、正しい情報を入れて、正しい判断を身をもってする必要があるのは言うまでもない。

昨日から今日にかけて鼻の調子が悪い。例の抜糸後の延長線上にあるが、丁度鼻風邪をひいた様な感じになっているのである。昨日から今日にかけてどんどんと気温が上がってきていることにも影響しているだろうが、日焼けと薄着との関係もありそうだ。兎に角暑さに極端に弱い人間としては、外気が三十度を超えると、とても厳しい。

ワイン祭りは漸く終わった。少なくともこれで夜も窓を開けて就寝できるので暑さに対する不安は少なくなった。出来れば明日の朝は早起きして、涼しいうちに一走りして大汗をかいて、恐らく数日も続かないであろう盛夏に逸早く順応してしまいたい。



参照:
久しぶりのニシン箱寿司 2013-06-04 | 料理
欧州からみる和食認証制 2006-11-03 | 料理
コメント (5)
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