今年最高の晴天に恵まれた。日差しは大変強いが、暑くはなく、日陰に入ると寒いぐらいのまるで春の南仏のように軽い空気が素晴らしかった。予定していたので、これまた素晴らしい小さな岩場に出かけた。昨年二度出かけてとても満足度の高い隠れた岩場で、どのガイドブックにも載っていながら、並ぶことのない静かな岩場である。
その静けさと三百六十度の絶景と独立峰のような新鮮な風通りがよい岩山である。三方はとてもよい岩質で、雑食砂岩のがさがさしたものではなく。とても小さな手掛かりが美しい。丁度ロートリーゲンスのワイン地所まで近いので、雑食砂岩といっても大分違うのである。
だから小さくともコムパクトで登り甲斐がある。先ずは、今まで登ったことのない、一般ルートを相棒に登って貰った。面白いように深い手掛かりが続くので、オーヴァーハング乗り越しがあっても難易度が四級にも至らない。それでも体を動かすのでウォーミングアップには十分であった。
次に隣り合う、地元では名の知れた最近石切り場開拓の本を出版した仲間が開いたルートをトップロープで登った。難易度は六級上でしかないが、見た目よりもはるかに難しく。技術的にも足を上げたり、肘を使ったりで、十分に5.10の難易度であった。
次には、少し乾いたコケの張っている摩擦登攀の壁を登った。前回はその横の五級上を登った同じ壁で六級下のところであった。幸いながら三本もハーケンが打ってあるので、危険性は少ないが、結構緊張して体が硬くなった。
最後に三度目になる、肩が入るリスのオーヴァーハングが核心部である。オーヴァーハング乗り越しでは上の手掛かりに届かないので、小柄なものにとっては結構難しい。
いづれにしても、質と量で、絶好のコンディションで登れたのがよかった。このレヴェルで練習していくと、シーズンの目標である室内と同程度の難易度を南プファルツでも登れるようになるかもしれないのだ。技術的には室内とは違って踵を使ったりのそれが多く出てくるが、その他はサイドグリップの使い方など十分に練習してきているので大丈夫である。割れ目の登攀は練習しかないが、傷が増えても減ることのないのが今年の特徴である。
少しばかりの静かな森のハイキング道を降りてきて墓場の駐車場まで戻って、上を見上げると、殆どアルプスの高山から降りてきたような感じがした、午後の数時間の充実した休暇であった。
参照:
とても健康的な秋の一日 2012-10-01 | アウトドーア・環境
ここぞと言う雨の合間 2013-05-30 | 暦
その静けさと三百六十度の絶景と独立峰のような新鮮な風通りがよい岩山である。三方はとてもよい岩質で、雑食砂岩のがさがさしたものではなく。とても小さな手掛かりが美しい。丁度ロートリーゲンスのワイン地所まで近いので、雑食砂岩といっても大分違うのである。
だから小さくともコムパクトで登り甲斐がある。先ずは、今まで登ったことのない、一般ルートを相棒に登って貰った。面白いように深い手掛かりが続くので、オーヴァーハング乗り越しがあっても難易度が四級にも至らない。それでも体を動かすのでウォーミングアップには十分であった。
次に隣り合う、地元では名の知れた最近石切り場開拓の本を出版した仲間が開いたルートをトップロープで登った。難易度は六級上でしかないが、見た目よりもはるかに難しく。技術的にも足を上げたり、肘を使ったりで、十分に5.10の難易度であった。
次には、少し乾いたコケの張っている摩擦登攀の壁を登った。前回はその横の五級上を登った同じ壁で六級下のところであった。幸いながら三本もハーケンが打ってあるので、危険性は少ないが、結構緊張して体が硬くなった。
最後に三度目になる、肩が入るリスのオーヴァーハングが核心部である。オーヴァーハング乗り越しでは上の手掛かりに届かないので、小柄なものにとっては結構難しい。
いづれにしても、質と量で、絶好のコンディションで登れたのがよかった。このレヴェルで練習していくと、シーズンの目標である室内と同程度の難易度を南プファルツでも登れるようになるかもしれないのだ。技術的には室内とは違って踵を使ったりのそれが多く出てくるが、その他はサイドグリップの使い方など十分に練習してきているので大丈夫である。割れ目の登攀は練習しかないが、傷が増えても減ることのないのが今年の特徴である。
少しばかりの静かな森のハイキング道を降りてきて墓場の駐車場まで戻って、上を見上げると、殆どアルプスの高山から降りてきたような感じがした、午後の数時間の充実した休暇であった。
参照:
とても健康的な秋の一日 2012-10-01 | アウトドーア・環境
ここぞと言う雨の合間 2013-05-30 | 暦