Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

茶色のファッション靴

2013-06-25 | 生活
靴を新調した。今まで日常に買い物などに使っていた靴は、前回に日本へ飛んだとき購入したものだろうから、既に五年ほど履いていることになる。流石に底が磨り減って地面の感触が直接伝わる。新購入の切っ掛けは、新調のジーンズを購入する際に見本として写っていた写真に唆されたこともある。

最近はアウトレットがある奇岩地帯の靴街道の本拠地ハウエンシュタインで靴類を買う。ネットで殆どのものを調達しても履物だけは試着してみたい。前回のものもそこで散々探して購入した。探したのはスーツにも黒で使えて、旅行中に山道も歩ける程度の、つまり当時盛んに歩いていたワインの地所を歩ける靴であった。しかし最近はそこを歩くことも殆どなくなり、歩くよりも走る靴を調達しているのでタウンでの靴とオフロードの靴を完全に分けてしまっている。そのお陰で今の靴も保っていたのだろう。

さてそのような事情から久しぶりに黒ではない茶系の靴を探した。探していると想像するものとは違って、ショートブーツ風の靴に目が止まった。十何年前に購入してこの冬も雪や雨の日などに盛んに履いたブーツが駄目になっていたので、雪道で歩けるようなものも欲しかった。夏に暑ければ今はそんなものは買わないのだが、上手に踝パッド周辺が風抜きのようになっているようで全く問題なく使えそうなのである。

なによりもの決めては、造りが昔の厚い底板とすべりゴムの組み合わせなどが靴を硬くしてしまっているのだが、実際には対抗馬であったブガッティーというブランドのそれよりも軽いのである。足がどのように慣れていくかは分らないが、それほど距離を歩くわけではないのでこれでもよいと感じた。

ドイツでの産地元なのでクラークスの靴揃えには事欠かないのだが、嘗て態々英国まで行って購入していたそのブランドを履くことももうあまりなさそうである。当時合うと感じていた足型以上に、最近は更に合う足型を選べるようになっているからでもある。

ジィーンズ同様に靴もファッションブランドのものを履けるようになってきたのは素直に喜ぶべきで、これも何もかも運動とそのダイエットのお陰であることは間違いないようである。伊達ではなくて実際にスポーティなのは事実なのである。

日曜日は疲れで走れなかったが、月曜は忙しい朝の時間を気にしながらも走れた。短い谷沿いの道を、中距離風に走って往路の記録を出した。1125歩、6分である。顎を引いて、目は上目使いに前方を睨む。往復で16分、2500歩であるから、如何に飛ばせたかである。顎を出さないことを考えただけでもスピードがどんどん伸びた。最後までそのペースは保てなかったが、有酸素運動での最高運動域を探ってみたい。恐らくその運動は今後のクライミングの中で最も厳しいものの良い試金石になる筈だ。



参照:
足を通してみてドキドキ 2013-03-12 | アウトドーア・環境
とてもちぐはぐな一週間 2012-05-19 | 生活
足の指の具合に合わせて 2009-09-14 | 生活
多様な価値感を履く 2008-03-24 | 生活
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする