Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ある晴れた日の成果

2013-06-09 | アウトドーア・環境
晴天が続いている。しかし今晩にでも雷雨がやってきて、湿気で気温が高くなりそうだ。だから気持ちよく登れたのはこの土曜日最後だったかもしれない。眼鏡親方から朝早く集合の希望があったので、逸早く買い物を済ませた。

金曜日の夜は石切り場に体ならしに出かけたが、結局難しいところを登らされてしあった。それでも気温が高く運動能力が上がっている尾で、翌日には残らなかった。帰って来てから準備していた寿司飯を炊いて、若ニシン寿司に再度挑戦した。前回は二枚に一合強の米を合わせたが、今回は四枚に一合半近くの飯を合わせた。前回と異なったのは、ワサビにホースラディッシュ足して更にバジリクムを挟んだことだろうか。お味のほどは前回よりも良く。結局一合半の米を平らげてしまった。以前ならば二合飯を食せたのだが、最近はそこまではいかない。だから腹一杯になったが全くビールをリースリングを合わせて問題なかった。音曲は喧しかったが、十一時過ぎには意識はなかったと思う。朝も七時過ぎていた。

さて、今回は昨年の秋に登った岩場を再訪して、その時は湿っていた場所を気持ちよく登ろうというものであった。希望通り、六級上の摩擦登攀ルートを踏破できたのに大満足である。奇岩地方で行ったリード登攀では最も高い困難度のである。それも、完璧に登れて、先ごろ登った摩擦登攀よりは遥かに容易に感じたのは、傾斜も手ごろであるだけでなく完走した岩場の状況にもよるだろう。なるほど落ちる可能性のある場所は何カ所かあったが、足場の跡があるところでは今履いている靴と自分技術では絶対登れる自信が上回った。

前日に石切り場でかなり難しい5.11程度の場所を試した体の感覚も有効に働いたに違いない。要するに体の固定が出来る筋力が自然についてきたようで、必要なところでは子泣き爺のように固くすることも出来、それが出来ると今度は中国雑伎芸術団のように柔らかくすることも出来るのだ。これで必要な時だけ力を入れることが出来るので、石切り場での難しい場所も全く息が上がらない。

そもそも子供の時分から割れ目登攀よりも摩擦登攀に慣れていて、ソウルのインスボンでの経験なども自信に繋がっているので、ある意味この程度は登れるようになって当然なのだ。それにしても冬の間の技術的成果がこれほど明白に開いてくるのには驚いた。もう少し我慢して、同じような難易度で経験を積むことで、確実な実力とし行きたいところである。



参照:
ここぞと言う雨の合間 2013-05-30 | 暦
感慨深い靴の計ここにあり 2013-03-22 | 雑感
コメント
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