Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

小さなことからコツコツと

2014-04-14 | アウトドーア・環境
今週は比較的良く走った。火曜日の太いオーク峠行き帰り37分、木曜日の沢沿い往復17分、日曜日の峠往復34分5430歩である。その間に水曜日のボールダー3時間と金曜日の石切り場の4時間のクライミングを合わせると運動量としては十分であろう。しかし食事量は増やしていない。その効果か、登りは軽く流して21分3221歩と満足できる成果であった。

金曜日の石切り場は、「農民」に合わせて自分の肩のリハビリを兼ねてゆっくりと登ったが、その程度は彼にとっても今年二度目であり決して低くは無かった。但し室内での出来と違って、エーデルリットのサブの靴を使っている彼の足元は安定していなかった。

また一つには石切り場の岩肌は長年の風化で形成されているものと異なって、使い方が制限されているからだろう。実際に、自分も新しいボールダーに使用中のシャマーンも使ってみたが、摩擦係数は低い。更に手掛かりの変化が少ないので、室内壁にも似ている代わりに着色されていないので、手掛かり足掛かりを知っているかどうかでまた身長差なので大きな差が出る。

彼が登る場所であれば自分自身も何度も登っているので教授も出来、流石にレッドポイントで一切のザイルやカラビナの御世話にならなくても登れるのだが、彼はカラビナを密かに握る感じで完璧にはこなしていなかった。自分自身もザイルにぶら下がることには抵抗があったのだが、自身の技術を上達させるためには徹底して上った方が良いのである。それでも彼は、昨年とは異なり上限に挑戦するようになっているのは、室内壁でこつこつと私と一緒に登った成果に違いない。

それでも、私が始めてボールダーの成果を試すためにも挑戦した登り方をアドヴァイスして登れた箇所は見事で、可也自信を付けたに違いない。なによりも彼の良いところは人の登るのを観察していてそれを真似して登ることの出来る思い掛けない器用さがあることで、流石にBASFで若手労働者の指導員をしているだけの几帳面さである。運動能力も五十半ば過ぎであるがたいしたものである。

彼が早退したあと、他の者がかけていたザイルを使ってまだ克服していない5.10を試してみた。横のルートに掛かっているので上部はザイルが邪魔になったが、漸く手掛かりが飲み込めた。チョークをつけ最後のハーケンに二枚重ねでカラビナをかけるなりして安全を計れば次は挑戦できそうだ。但し外の大きな者が登るように下から折り返し点にカラビナを掛けるのは難しそうなので、登り切ってから掛けるしかなさそうである。

下部の懸案の箇所も小さなもの向きの横の穴を使わないでも登る技術が身についたようで、これは何とかなりそうである。やはりこうしたところでも自然の岩肌とは異なり、石切り場の登攀では十センチほどの身長や手の長さの差でも苦労する場所が少なからずあるのだ。



参照:
腹筋を鍛える夕方の運動 2008-07-11 | 生活
頭から落ちて鼻が治る? 2013-05-27 | 雑感
コメント
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