Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

風に吹かれて喉が痛む

2015-02-03 | 生活
スキーツアーの疲れが残っている。帰宅翌日のランニングにそれがよく表れていた。兎に角足が前に出ない。太腿や腰など更に下肢も、振る上腕も疲れている。往路14分3214歩も掛かってようやく折り返し点である、帰りも30分3661歩と殆どワースト記録に近い。如何に普段とは違う筋肉を使って疲れたかである。

留守にしている間にCDが届き、もう一つのスピード違反の警告金も届いた。これまた10ユーロで、ミュンヘンからの帰りに20ユーロ超過料金払ったようなものだ。現行の燃料代からすると100KM以上は楽に走れる費用である。倹約のためにもスピードは守らなければいけない。

CDの方は鳴らし始めているが、初めてのフォン・カラヤン指揮のデジタル録音が興味深い。オペラの方は張りのあるドミンゴの声が圧倒的だが、デジタルでこの指揮者のヴィーナーフィルハーモニカーを耳にすると、当時の生放送などの印象が甦ってくる。やはり特別なバイオスが掛からないデジタル録音の方がその新鮮さで圧倒的に生のサウンドを想起させるのは間違いなさそうである。1980年の楽友協会でのベーム指揮の第九の録音がとても楽しみになってきた。

市から電気代の計算書が届いた。それによると消費量2199kWhと2013年に比較して、98kWh少なくなっている。 多くなる要素は、オーヴンが壊れたのでそのあとで空焚きなどに余分に使ったのと、秋以降火力の強いIH炊飯器を使うようになったのと、冬季の夜間の自宅での生活が長くなったことぐらいで、少なくなる要素は必用の無いトランスをオフにしたのと、スイッチ付きのタップを多用するようになったのでスタンバイ電流が少なくなったことだろうか。その他は殆ど変わりようがない。強いて言えば、タブレットを上手に使うようになったぐらいだろう。要するに増える予定はなかったので、メリハリをつけた節約、つまりスタンバイ機能などを使わないことで強い電流を使っても差し引きできるということになる。

結果、23ユーロほどが返金され、電気代は月払いで5ユーロほど上がる。しかし、現在に使用量を削減するのはかなり難しい。冷蔵庫を取り換えるのは一番早いかもしれないが、五年ぐらい償却に時間が掛かるかもしれない。それ以外には電球をもう少し省エネタイプにして暗めにするぐらいしか思い浮かばばない。卵茹器は節電にも寄与していそうである。

吹雪の中で行動したからか、火曜日になって喉の調子が悪くなった。喉と言えば、後藤氏の晒首の写真などを見ると、喉元から切られてしまうのでどうしても開口してしまい晒されるのはとても気の毒なことである。どうしても今ドイツで注目されている北斎の浮世絵の名作「晒首」のリアルを思い浮かべてしまうのだ。記憶では、三島由紀夫のそれは大分違った印象がある。やはり切腹と介錯ではそこが違うのだろう。しかし大日本帝国でも明治七年には江藤大臣が晒首にされるなど、また帝国陸軍などのお得意の処刑の仕方であったのは、イスラムと国家神道の国も殆ど変わらない。ドイツではナチ時代のギロティンでソフィー・ショルのそれが有名である。死刑もその方法も色々と議論もあるが、生物を無闇に損壊するようなことはしない方が宜しい。

陽射しが強く、ハイデルベルク周辺の山の白さがスキー場のようだ。



参照:
安全保障上去勢された日本 2015-02-02 | マスメディア批評
軽々しくギアーチェンジ 2015-01-29 | 生活
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