Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

デモ参加者肖像の色眼鏡

2015-02-23 | 雑感
土曜日に車中ラディオは最高裁判決らしきを伝えていた。デモ参加者の肖像権の問題である。今や世界中どこでも隠しカメラ天国となっているが、公安上撮影しているとされる人物を特定できるような映像は憲法に反するということだ。理由はそれによってデモンストレーションに参加する人を委縮させたりして、自由な行動を妨げるからだとなる。日本などでも話題になっている問題なのでとても興味深い。

金曜日には久しぶりに室内で登った。いつものドイツのクライミング研修センターではなくて、民間のそこに通っている仲間を訪ねてのことだ。お目当て一人のスポーツ医者は風邪かなんかで不在だった。彼にはスキーの事を伝えたかったのである。兎に角まだ腰に張りがとれない、だから本格的には走れない。太ももにも疲れがある。これは不思議で、普段から十分鍛えてあるはずだが、どうも空気椅子のような姿勢に慣れていないからかもしれない。やはり運動の質によって使われる筋肉が大分違うという分かり切ったことでしかないのだろう。

IWJの岩上氏が倒れたようだ。2011年3月11日以降の活躍は凄まじいもので、そのプロフェッショナルな編集傾向の如何に拘わらず市民メディアポータルとして画期的なものであり、それを実践してきたのである。早期の復帰を期待すると同時に、多くの働き盛りの人々が休暇を取れないまま働き続けていることを考えれば、纏まった休暇を必要性を示している事例のように思われれる。経済的にも余裕がないと、なかなか休暇も取れないというのが事実で、一時は労働者の休暇の延長とともにその費用の捻出が話題となった。それが最も難しいのが自営業の世界で、休んでいる暇がないという場合が多い。先日、新聞に載っていたが、ドイツ経済を支える中小企業の中でも従業員を雇えない会社の多くの収入状態はとても悪いということである。

二回目のスキーツアーに行く前にアウトドーア用の眼鏡枠が壊れていることに気が付いた。十年ほど前のものである。そこが折れればお終いなので、瞬間接着剤でくっ付けて誤魔化した。その代り十五年以上前のもう一つ古い眼鏡らしきものを予備にもっていった。それでも心配なのはこの眼鏡のレンズが十分な紫外線カットになっているかどうか記憶がないからである。どこかにカードがある筈だが、特定出来そうにないので眼鏡屋に持ち込むことにする。兎に角、壊れた眼鏡はレンズもぼろぼろでどうしようもなかった。近視レンズは車を運転出来ないでも紫外線さえ十分にカットしてくれれば通常のアウトドーア活動には問題が無い筈だ。これだけ運動の日数が多いと専用のものが絶対必要になる。



参照:
冷戦は過去であり続けるか 2015-02-09 | 歴史・時事
同一化批判の新ドイツ人 2015-02-22 | 歴史・時事
パラドックスの近代社会解析 2015-01-23 | 歴史・時事
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