南仏でのジャーマンウイングスの犠牲者遺族に対しての慰謝料が少な過ぎると拒絶された。一時金の額は忘れたが、さて慰謝料はドイツ国籍者の相続者に二万五千ユーロ、それに加えて恋人や子供などを亡くしたドイツ在住の近親者に銘々一万ユーロとなっている。家庭内で両方足しても三万五千ユーロ、大衆車の新車が買えるかという額だ。
個人が事故で車を壊して対物保険で弁償するとかではあるまいし、明らかにルフトハンザに監督責任がある事故だったので、これでは気が済まないのは当然だ。弁護士は更に広範な身内に各々十万ユーロ以上の額を要求するとしている。
土曜日は日本各地で反安倍行動が広げられたと聞く。今週中だけでも、付き合いのあるもしくは登録している600ばかりのブログの中で何人もの人が抗議行動に参加している。決して組織された人々でもない極一般的な市民であることが分かっているので、これは大変な人数だと思う。BLOGを書いているような人は意識も高く、ネット内での情報も集めているので、極一般的な日本人とは異なるとは思うが、徒事ではないものを実感する。プラカードの文字「アベ政治を許さない」が95歳の金子兜太の文字と知って驚く。
やはり学生の活動が大きな原動力になっていると見た。大阪の行動などを見ていると、若い人の活力があると同時に明らかに今までとは異なる層が主体となっている。そしてそこで以前の反戦などとは違う立憲主義への侵害が指摘されていて、脱イデオロギー化が定着してきているのを実感できる。特に大阪は先の住民投票があったので、自身で政治を決める自覚と自信というようなものが漲る。安倍政権への支持率が下がる一方で、危険圏内までもう一息である。
八月に敗戦70年を迎えることになる。日本人もここに来て初めてその戦後を振り返ることになっている。その間、朝鮮戦争があっても、ヴェトナム戦争があっても、誰一人として戦闘で命を落とさなかったことの意味を、その平和を享受してきたことを。現在の日本国民が「その過去」について考えることは、そのことであり、反省などではないだろう ― そもそも日本会議などという狂信的な集団がなかったならば誰もそんなことは今の日本人には求めてはいなかっただろう。なぜ敗れたのか、どこに責任があったのか、そこから生まれたパシフィズムの意味を考えるべきなのだろう。そして、そのパシフィズム憲章の恩恵と今後の外交戦略への展望が重要だ。現在の自国民に向けた言葉としては亡くなったヴァイツゼッカー大統領の演説内容があまりにも有名だが、日本国民に語りかえる言葉として、それ以外にはありえない。
朝早かったが、雨がぱらつく前にと走った。最初の沢沿いは比較的快調に走れた。10分47秒は気温22度超えとしては順調である。長い谷登りはいつものように歩いて、そこから走って降りる。太い樫からのくだりは12分台と頑張ったが、MBXを追い抜かせるときに横方向に動いて左足首を捻ったので記録とはならなかった。しかし新しい靴でスピードが上がることと、漸く足が馴染んできたのでこれからが楽しみになった。汗を存分に掻いた、心拍も明らかに160を軽く超えていたところがあった。体重71,1KGは夏としてはとても軽い方だ。
参照:
はん旗が掲げられる日々 2015-03-27 | 雑感
比較の仕様がないのか 2015-07-18 | 雑感
個人が事故で車を壊して対物保険で弁償するとかではあるまいし、明らかにルフトハンザに監督責任がある事故だったので、これでは気が済まないのは当然だ。弁護士は更に広範な身内に各々十万ユーロ以上の額を要求するとしている。
土曜日は日本各地で反安倍行動が広げられたと聞く。今週中だけでも、付き合いのあるもしくは登録している600ばかりのブログの中で何人もの人が抗議行動に参加している。決して組織された人々でもない極一般的な市民であることが分かっているので、これは大変な人数だと思う。BLOGを書いているような人は意識も高く、ネット内での情報も集めているので、極一般的な日本人とは異なるとは思うが、徒事ではないものを実感する。プラカードの文字「アベ政治を許さない」が95歳の金子兜太の文字と知って驚く。
やはり学生の活動が大きな原動力になっていると見た。大阪の行動などを見ていると、若い人の活力があると同時に明らかに今までとは異なる層が主体となっている。そしてそこで以前の反戦などとは違う立憲主義への侵害が指摘されていて、脱イデオロギー化が定着してきているのを実感できる。特に大阪は先の住民投票があったので、自身で政治を決める自覚と自信というようなものが漲る。安倍政権への支持率が下がる一方で、危険圏内までもう一息である。
八月に敗戦70年を迎えることになる。日本人もここに来て初めてその戦後を振り返ることになっている。その間、朝鮮戦争があっても、ヴェトナム戦争があっても、誰一人として戦闘で命を落とさなかったことの意味を、その平和を享受してきたことを。現在の日本国民が「その過去」について考えることは、そのことであり、反省などではないだろう ― そもそも日本会議などという狂信的な集団がなかったならば誰もそんなことは今の日本人には求めてはいなかっただろう。なぜ敗れたのか、どこに責任があったのか、そこから生まれたパシフィズムの意味を考えるべきなのだろう。そして、そのパシフィズム憲章の恩恵と今後の外交戦略への展望が重要だ。現在の自国民に向けた言葉としては亡くなったヴァイツゼッカー大統領の演説内容があまりにも有名だが、日本国民に語りかえる言葉として、それ以外にはありえない。
朝早かったが、雨がぱらつく前にと走った。最初の沢沿いは比較的快調に走れた。10分47秒は気温22度超えとしては順調である。長い谷登りはいつものように歩いて、そこから走って降りる。太い樫からのくだりは12分台と頑張ったが、MBXを追い抜かせるときに横方向に動いて左足首を捻ったので記録とはならなかった。しかし新しい靴でスピードが上がることと、漸く足が馴染んできたのでこれからが楽しみになった。汗を存分に掻いた、心拍も明らかに160を軽く超えていたところがあった。体重71,1KGは夏としてはとても軽い方だ。
参照:
はん旗が掲げられる日々 2015-03-27 | 雑感
比較の仕様がないのか 2015-07-18 | 雑感