Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ライヴエレクトロの奔り

2024-12-05 | マスメディア批評
ジャージの寝具は暖かい。重量は増えて、その上にベットカヴァーを掛けるので寝返りは打ちにくくなる。それでも朝の寒気を感じないので熟睡度は違うようだ。その分床を離れ難さは更に高まった。布団カヴァーの内側に余分に掛けたカヴァーが破れていたので替えた。以前から使っていた古いカヴァーをそのように使っている。枕もこれでより清潔感が。

びくびくしながら車を動かした。パトカーとすれ違うとびくっとする。後ろにつけられると場合によっては停止を命じられる。車検の色が12月までしか残っていないから、じっくり観察したら4カ月を超えていることが分かり、罰金をとれる可能性が強いからだ。

それ以外は走る時にワイン地所に立ち寄るだけだ。アウトバーンならば後ろにつけられない様に上手に立ち回れるかもしれないが普通の街道では無理だ。減点も嫌だが罰金も嫌である。あと三回乗るかどうか。それでも燃料を15リットル入れた。どこかで余分に使ってもう一度給油に行くのもやばい。出来れば夜道を走りたいぐらいだ。折角100kmぐらい走れる燃料も入れたので一寸余分に走らせたい思いもある。

駐車場に停めると以前よりも車を一瞥して語る人が増えて来た。もう数年でオールドタイマーとして趣味の車になるからだが、こちらはびくびくする。車検ぐらいで通報する人もいないだろうが気になるのだ。

先日から淹れる紅茶が急においしくなった気がする。セカンドフラッシュで最初の半分はそれ程感動的ではなかった。色はいいのだが、何かコクが足りなかった。然しここにきてセカンドらしく紅茶臭い味が強くなって来た。あれは酵素による酸化熟成の味だと思うのだが、敢えて冷蔵庫の中で保管しているがやはりそれがなぜか強くなっている。以前はお茶は常温で缶の中で保管していたが、やはり異なって、いつまでも新鮮さが愉しめるのは、紅茶も同じである。煎茶も抹茶の様に冷蔵庫で保存するようにしている。然しそれでも熟成が進む可能性は予想していなかった。兎に角、今はとても美味く、安くて大満足だ。

先月のベルリンのコンツェルトハウスでの批評を見つけた。内容は曲が分かるともう少し想像できるが、ドイツ初演でオリジナル「スティルポイント」は1948/49年のBBCの女性エンジニアのダフネ―・オラームの電子音楽で、2018年に今回もLPを回したイラン系の女性DJフェシャカレキによって復刻再演されていたようだ。管弦楽を録音したLPを変調させて、生の管弦楽団のそれとで更に変調させていくという所謂ライヴエレクトロニクス音楽の奔りの曲らしい。50分もある大曲である。

短い映像はインスタグラムなどで紹介されていてマルチメディアでの表現としてその空間が芸術されたのは分かった。あの中に使われ演奏されたルネッサンスのデプレの曲がそこまでの空間効果を生み出さなかたっと指摘されているが、書き手もいうようにそれは自然と限界もあるということだろう。

DJとの共演ということでケルンでセクハラで下りたロート氏の企画を急遽エンゲルが代わりに振った「メルティングポット」と同じようにクロスオーヴァーものかと思っていたら全然違うバリバリの試みだったようだ。さて車があったら態々出かけたかどうかは分からない。その質は高かったようであるが。
Daphne Oram - Still Point(1948)(2016)(Avant-Garde)(Early Electronics)(Musique Concrete)




参照:
Unterwegs in Ätherwelten – Berliner Konzerthaus, Alexander Keuk, NMZ vom 25.11.2024
Experimentelle Musik, immersive Elektronik und Lichteffekte, Marleen Hoffmann, Berliner Morgenpost vom 23.11.2024
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