今日のタイトル。。。インド料理の名前なのです
アメリカでの呼び名はバターチキンだそうです。(日本でもそうらしいですね。)
何だか特別色っぽくない名前なので、今の今まで興味をもったことがありませんでした。
でも最近とても気に入っているRASAという方のサイトでこれを見つけたので
レシピを読んでみると、想像していたイメージのチキンとは全然違っていて
どちらかと言うと、マイルドなトマトベースのインドカレーって感じでしょうか。。。
作り方がとても簡単そうで、これならウチでも作れそうだなと
早速トライしてみることにしました。
初めて使うスパイスやハーブは馴染みがないので、使う前に必ず一緒に食べる主人に確認します。
香りをテストしてもらって、”ん〜あんまり好きな匂いじゃないなぁ。。。”と
もし少しでも気に入らなければ、作っても美味しく食べてもらえないはずなので
そんな時は作ってみたくても諦めることもあったりします。(例えば、私たちはタイムが多いと苦手です。)
今回のバターチキン、これにはGARAM MASARAという、いろんなスパイスがミックスされた
普段は我が家では使うことのないスパイスなので、それを買いにHEBへ。。。
でも売っていなくて、多分あるだろうとコーパスクリスティのSPROUTSまで
最初見つからなかったので、店員さんに聞いてみると。。ありましたよ♬
量り売りで、1オンスが79セントでした。(SPROUTSはなんでもあってお手頃価格で嬉しいです。)
主人にテストしてもらうと、”うん、なかなか爽やかな香りだね”と一応合格。
RASAのレシピに忠実に作ってみました。
作り方はいたって簡単でした。私はこういう料理はだんぜんダッチオーブン派なので
チリパウダーとレモンジュースでマリネしたチキンを、しょうがを入れたバターでさっと炒め
ダッチオーブンにトマトペースト、チリパウダー、ガラムマサラ、塩、まるごとガーリック
水とブロスでひたひたにし、2時間半ほどオーブンでコトコト
最後にヘビーウィッピングクリームを入れると、きれいなオレンジ色のカレー
彩りと風味にシラントロも、忘れてはならない大切な脇役的存在です。
期待と、ドキドキで初めて食べるこのバターチキン
ん〜〜〜〜おいし〜〜い
今回はご飯で食べましたが、ナンにもとても相性がいいと思います。
最初はガラムマサラって、お経か怪獣みたいな名前のスパイスに不審な面持ちの主人でしたが
”これはしょっちゅう登場してもいいな〜”ですって(パクパク食べてましたよ!)
初めて作った割には私もなかなか上手に作れたと思いますが、
次回は唐辛子を2本ほど入れて、少しぴりっとさせてもいいかなと思いました。
辛いお料理が苦手な方も、本当にマイルドで美味しくいただけるので
おすすめなインド料理だと思います。(もちろん小さな子供さんも♪)
P.S. 私には、まだまだ使ったことのないスパイスがたくさんあります。
知らないままでは残念だし、もったいないので
チャンスがあればこれからも色々トライしてみようと思います。
ちなみにこの料理も、1950年代にインドの3人の料理人が
残ったチキンとトマトのグレービーがあったので
試しに作ったら美味しく出来たということです。
料理って初めはこういう発想から生まれるんですね。
美味しい料理に出会ったら、歴史もちょっと知ってみると
本当に面白いものです。