
先日、府中試験場のコース開放を利用して教習していた時、
こんな光景を目にしました。
見通しの良い十字路で、
タクシー会社の養成員指導中と思われる車が北から南に向かって、
自分の車を持ちこんで練習していた一般の方が西から東に向かって、
ほとんど同時に交差点に進入しようとしました。
南北の道も東西の道も同じくらいの道幅で、
どちらにも「優先道路」や「一時停止」の標識は有りませんでした。
典型的な「左方車優先」を問われるケースで、
この事例では、タクシー側が優先だったということです。
双方とも危険に気が付いてそれぞれブレーキを掛け、
衝突することもなく、無事に交差点を通過できました。
結果的にタクシーが先に通過して行きました。
が、問題はその直後です。
「こっちが優先なのに、なんでブレーキを掛けるんだ!」
と、タクシー会社の教官らしき人がドライバー(養成員)を
怒鳴りつけたのです。
確かに、タクシーは優先でした。
それはドライバーも理解していたと思います。
でも、あの場面ではブレーキを掛けるのが正解でしょう。
相手の車が教習車や、やっぱりタクシーだったならいざ知らず、
一般のドライバーが「左方車優先」を意識できているとは思えません。
また、何よりも、
「危険な時は、まず、ブレーキ!」
が自動車運転の鉄則であるはずです。
こんなことも守れずに客を乗せて運転してほしくないですね。
そのタクシー会社の名前はここでは挙げませんが、
今後道で見掛けたら近くに寄らないようにしようと思っています。
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2008/05/18 23:30現在、自動車カテゴリーで第21位です。
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