
クラッチの感覚がつかめていない人に、
「クランク型」や「S字型」の狭路課題をやらせることがあります。
狭路課題は車両感覚とハンドルの練習と思われがちですが、
(もちろんそういう意味も大きいですが)
実は、クラッチの練習にも適しているのです。
狭路内での速度は、「人が歩く程度の速さ」と言われます。
AT車ならクリープ現象を利用して、
アクセルは踏まずにブレーキだけで速度調節すれば良いのですが、
MT車だと、断続クラッチ(※)を使うことになります。
※「断続クラッチ」
半クラッチを使って進み、速くなりすぎたらクラッチを切って惰力で進む、というクラッチ操作
この断続クラッチの練習は別に狭路でなくてもできますけど、
何も無い道をただゆっくり走るのも能が無い(というより、勿体無い?)ので、
ついでに、狭路課題をやってもらっているのです。
そんな意図を汲んで練習してもらえれば効果が上がると思います。
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2008/05/26 19:30現在、自動車カテゴリーで第22位です。
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