Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

ポンピングブレーキの思わぬ副産物

2022-01-12 09:59:31 | Weblog

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減速するためのブレーキは、原則として
ブレーキペダルを複数回に分けて踏む「ポンピングブレーキ」を
使ってください。

元々は、急ブレーキでタイヤがロックするのを防ぐ意味がありましたが、
近年はABS(アンチロックブレーキシステム)を装備している車ばかりですし、
初心者がタイヤをロックさせるほどの急ブレーキを踏むのは至難の業ですので、
その目的は薄れつつあります。

とは言っても、実際にタイヤがロックしてしまうおそれが皆無ではないですし、
ブレーキランプを点滅させて後続車の注意を促すという意味は今なお健在ですから、
ポンピングブレーキは、やはり必要です。

また、「ブレーキペダルを強く踏む前に軽く踏む」(予備制動)を意識して運転していると、
早めにブレーキを踏み始める習慣がついてきます。
状況に傾注し、適切に対処しやすくもなります。(つまり、“上手な運転”ということ)
ポンピングブレーキの思わぬ“副産物”といったところでしょう。

こんな意味から、ブレーキペダルは少なくとも2回以上に踏み分けてください。
「1回目は軽くランプを点ける程度、2回目はしっかり。必要があれば3回以上。」
といった感じです。
「ポンピングブレーキ」と呼んでいても、
文字通りにポンプを踏むがごとくペダルを踏むわけではありませんからね。


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