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ハンドルを回す時にはブレーキは踏まないのが鉄則です。
カーブ内で減速すると遠心力が強く働いてしまう、
右左折においてはスリップする危険性すらある、
といった直接的な理由に加え、
ハンドルを戻すためのアクセルを踏める準備をしておく必要が有る、
そもそも減速不足の状態でハンドルを切ること自体が危険、
等々、いろんな理由から、
ブレーキを踏みながらのハンドルは“御法度”と認識してください。
しかし、これには例外があります。
それは、
「狭路への左折入り」と「狭路内」と「停止直前」です。
これらの場面では、
ブレーキを踏みながらハンドルを切っても構いません。
まず、狭路は、
“右折入り”では、対向車線を横断するのでブレーキを踏まずに曲がりますが、
“左折入り”では、速度を落としたままハンドルを回して狭路に入っていきます。
それから、狭路の通過中も、ブレーキは踏んだままで構いません。
3つ目の「停止直前」というのは、
カーブ内で渋滞している時など、危険回避のために停止せざるを得ない場合の話なので、
まあ、当然と言えるでしょう。
さて、これら3つの例外には共通点が有ります。
お分かりになりますか?
それは、
「その動作の直後に“加速”が無い」ということです。
加速しないから、ブレーキを踏んだままでよいのです。
直後に加速しなければいけない場面では、
原則どおり、ブレーキを踏まずにハンドルを切ってください。
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