
仮免許を取得して路上教習を始めたばかりの教習生には、
「流れに乗る」というのが分かりにくいようです。
「前の車と一定の車間(※)を保って走行すること」?
※俗に「速度-15」(時速50kmなら35m)と言われていますね。
まあ、それで間違いではないのですが、
これをそのまま教条的に覚えてしまうとダメですので、
ちょっと注意しておきましょう。
まず、(少なくとも免許を取るまでは)
制限速度を守ってください。
他の車が速度オーバーで走っているからと言って、
仮免許のあなたが同じことをやってはいけません。
ちなみに、点数とか反則金とかの制度は仮免にはありませんから、
違反をすると一発で仮免許取消になりますよ。
それから、前の車と水をあけられた場合、
「車間を詰めよう」とするのは危険なことがあります。
その車間に他の車が割り込んでくることも考えられるからです。
水をあけられた時点で既に流れに乗り損ねているのであって、
それを挽回しようと加速する行為は、
「流れに乗る」とは別物と理解してください。
また、片側2車線の道路などでは、
前の車ばかりでなく、隣の車の動きにも注意していてください。
ただし、「後ろの車」はあまり気にしないこと。
後ろの車は前の状況が分からずに煽ってくることがあります。
五月蝿かったら、追い越されましょう。
こういったことを踏まえたうえで、
「前の車と一定の車間を保って走行する」を意識すると良いと思います。
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