Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

免許失効(再取得)の費用試算を示していない理由

2012-04-10 23:47:02 | Weblog

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パイロットアカデミーのウェブサイトでは、
予算組みのご参考にしていただくために、
教習に掛かる費用を試算して示しています。
が、ここに書かれているのは、
「初めて免許を取得する方の場合」であって、
「免許を失効して再取得を希望する方」等については書いてありません。

なぜかと言うと、
パイロットアカデミーでは、
教習生の技能レベルに合わせた教習を行っていますので、
必要な教習回数が、人によって異なるのです。
もちろん、免許を1から取得するための標準的なカリキュラムはありますが、
運転経験のある方がそれに沿った教習を受ける必要は無く、
お客さまもそれは求めていないはずです。
かと言って、どの程度はしょることができるかは、
まさに“お客さま次第”であるため、
サイト上でプランを試算を示すことが難しいのです。

この点、メールや電話でもよくお問い合わせをいただくのですが、
「お客さまの技能レベルが分からない時点で試算はできないので、
初めて免許を取得する方のプランを“参考”にしてください」
と回答しております。

なお、実際にお客さまの運転を見せていただければ、
「○回くらい教習が必要ですね」とアドバイスができますので、
まずは1度教習を受けていただくのが良いのですが、
パイロットアカデミーでは、
そういう場合でも「登録料」を頂戴することになっているのがネックなのでしょうね。


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なぜ「右折」は難しいと言われるのか

2012-04-08 21:12:23 | Weblog

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運転の教習課題として、
「右折」は「左折」よりも難しいと言われます。

先に申し上げておきますが、
これは「教習課題として難しい」という話であって、
「試験で減点されやすい」という意味ではありません。
試験においては、
「左折」での減点が圧倒的に多いので、
その点、誤解の無いようにお願いします。

さて、では、なぜ「右折」が難しいと言われるのでしょうか。
それは、ハンドルを回す量が不定だからです。

「左折」は、ハンドルは全部回すのが基本です。
そりゃそうです。
車体がカクンと左に折れるわけですから。
無論、縁石が大きめのアールを描いていたら、
それに合わせてハンドルを切らなければなりませんし、
内輪差でタイヤが載らないように気を付ける必要もあります。
でも、そういったことも考慮しつつ、
「気持ち多めに回して戻すほうで調整する」というコツを覚えておけば、
左折はうまく曲がれます。

一方で、「右折」でも、
基本ハンドルとして、「ハンドル1回転」というのを教えることがあります。
教習所や試験場の場内コースのような片側1車線同士の交差点では、
この基本ハンドルで、直角に曲がることができます。
しかし、一般の交差点で双方とも場内コースと同じ道幅であるのは珍しいですし、
また、直交していない交差点は、
路上は言うまでも無く、東京・府中試験場では場内コースにすら、あります。
右折においては、
基本ハンドルでうまく曲がれることの方が例外なくらいなのです。

結局、右折では、
「自分の車が動く軌跡を目で先取りしながら」という、
カーブやS字コースの通過で使ったのと同じやり方で
ハンドルを取り回すことが多くなります。
その加減が、
特に教習を始めたばかりの方などには難しいようです。

でも、考えてみれば、
「道に合わせて車を動かす」というのは運転の基本ですし、
変な目標や手順を覚えることに血道を上げるよりも、
正しい練習の姿と言えます。
そして、それさえ身に付けば、
むしろ「左折」の方がよほど減点されやすいというのは
先ほど書いたとおりです。


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外国語を学ぶようなもの?

2012-04-06 23:59:10 | Weblog

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小生が大学入学前に浪人していたころ(もう30年も前の話)、
某Yゼミナールの名物講師・野村嗣男氏が、
著書の「まえがき」にこんなことを書いていました。

「このごろの高校生にとっては、
古典を学ぶのは外国語を学ぶようなものだ」
ということが言われる。


氏は、この態度の落ち行く先が
「勉強しない」ということになるのが問題であると指摘し、
次のようにまとめています。

まじめに、適切な方法で勉強してゆけば、
古典は思ったほどらくなものではなく、
また思ったほどむずかしいものでもない


この言は、そっくりそのまま、
一発試験についても使えますね。

まじめに、適切な方法で練習して受験すれば、
一発試験は思ったほどらくなものではなく、
また思ったほどむずかしいものでもありません。

この言の“肝”は、
「まじめに」、「適切な方法で」という辺りでしょうが、
それが、そんなに簡単ではないことは分かっています。
でも、そのためにこそ、我々の存在意義もあるわけで。

一発試験をナメることなく、また、過度に恐れることもなく、
しっかり練習していきましょう。


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「指差し確認」をした方が良い?

2012-04-04 21:07:34 | Weblog

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自動車の運転において
何より最優先なのは「安全確認」です。
これはもう、異論の無いところでしょう。
試験の採点でも、最も厳しく見られます。

ところで、
安全確認の際に、「右よし、左よし」というように、
指差し確認をする受験生を見かけることがあります。
パイロットアカデミーではそういう教え方はしていませんが、
指差し確認を奨励している教習所様もあるようです。

たまに、教習生さんから(おそらく心配になってしまったのでしょう)
「やった方が良いでしょうか」と尋ねられることがありますが、
どちらでも良いですよ。

指差し確認のメリットは大きく2つ考えられます。
まず、確認する行為自体を、もしくはその手順を、忘れないこと、
もう一つの意味は、
確認したことを試験官にアピールすること、です。

職場(特に製造業など)の安全教育では、
「指差し確認すべし」と言われることも多いようですし、
「すべし」とまでは行かなくとも
「した方が良い」というのは、ある意味、正しいと言えます。

しかし、指差し確認には、落とし穴もあります。
人によっては、
“指差し”という動作を意識するあまり、
肝心の“確認”がおろそかになってしまう、
といったことも起こりうるのです。
なので、パイロットアカデミーでは、
敢えて指差し確認を教えていないのです。

ついでに言えば、
「試験官へのアピール」なんてのは全く意味がありませんよ。
試験官は、指差ししようがしまいが、
受験生が確認したかどうかは、判りますから。

したがって、
指差し確認したいなら、すれば良し、
したくなければ、しなければ良し、
これはもう、その人の“好み”次第の話なのです。


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ランドセルに背負われる子ども

2012-04-02 21:28:49 | Weblog

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入学シーズンですね。
この時期の新入生は
皆、大きなランドセルを背にして、
どちらかと言うと、
「ランドセルに背負われている」という表現が適切なほどですね。
これから6年間で体がうんと大きくなっていくのでしょうから、
今はそのくらいで丁度良いのでしょう。

ところで、
子どもの話は微笑ましいことで大変結構なのですが、
車の運転において、
「車に操縦されている」というのはいただけませんよ。

「障害物の近くまで来ちゃったので、確認せずにハンドルを取った」とか、
「黄信号を見た時にはアクセルを踏み始めていたので、加速を続けた」とか‥
こういうのが、車に操縦されている状態と言えます。

自動車は我々の生活を便利にしてくれる“機械”です。
そのために、我々人間が操縦するべきものです。
人間様の方が機械に操られてどうするんですか?

上に挙げた2例は、
いずれも、ブレーキを踏めば良いだけのことです。
ドライバーが主体的に機械を操作してください。
「安全運転」以前の基本的なことです。
肝に銘じて。


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