Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

運転の基本を身に付けるならMTだが…

2014-10-10 18:18:29 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

運転の基本はMT(マニュアル)車でこそ身に付く、
というのが小生の持論です。
アクセルを踏むとエンジンの回転が上がるという基本的な理屈や、
それを駆動輪に「強いギア」で伝えるか、「速いギア」で伝えるか、
といった事が、AT(オートマ)車では体感しにくいからです。
ですから、時間とお金に余裕がある人は、
MTで教習を受けるべきです。

が、しかし、but!

特にパイロットアカデミーのような所で教習を受けようという人は、
「運転免許を、早く、安く、取りたい」
というご要望をお持ちの方がほとんどです。
そういうことであれば、
AT車で、まずは免許を取得(または再取得)してしまうのを
優先的に考えるのが賢明でしょう。

一般的に、運転技能レベルが同程度なら、
AT限定免許の方が、限定なし(MT)免許よりも、
「早く」かつ「安く」取れます。
そして、もしMT車にも乗りたいというのでしたら、
免許を取った後で、“限定解除”すれば良いでしょう。
限定解除の審査は場内コースのみで行われますし、
何より、免許を取得したことで、
受験のコツがつかめ、自信も付いているでしょうから、
精神的な余裕を持って教習に臨んでもらえるのが大きなメリットだと思います。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AT車にはクリープ現象がある

2014-10-08 15:08:06 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

AT(オートマ)車には、
特有の「クリープ現象」というのがあります。
クラッチの無いAT車はエンジンの動力が常にタイヤに伝わっているため、
ブレーキを放すだけで車が動いてしまうのです。
ですので、
停止時にはエンジンが止まっているハイブリッド車や、
そもそもエンジン自体の無い電気自動車には、本当は起きないはずですが、
ユーザーからの要望によりわざわざ搭載したというほどの便利な機能です。

しかし、便利なものに危険が付き物なのは世の常。
ブレーキをしっかり踏んでいなかったために、
前の車に追突してしまったとか、踏切に進入してしまったとか、
そんな事故が後を絶ちません。
また、試験においては、
一時停止の標識がある所や踏切で、
速度ゼロになる前に再発進してしまったり、
左右の確認が終わらないうちに車が動き始めてしまったりで、
不合格になってしまう人もいます。

MT(マニュアル)車は、
クラッチを切って速度を落としていけば自然と停まりますし、
ブレーキを放してもクラッチをつなげるまでは動き始めません。
(いずれも平らな所での話)

そのためでしょうか。
過去にMT車の運転経験のある人は特に、
AT車でしっかり停まれない傾向があるようです。

「AT車にはクリープ現象がある」
って、今さら言うまでもない基本的な事項ですが、
これを常に頭の片隅に置いておき、
そのうえで、便利な機能として活用しましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨が上がってからも油断なく

2014-10-06 19:38:11 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

今朝の関東地方は台風の直撃を受け、
公共交通機関はマヒ状態でした。
昼過ぎには雨も上がり、
ようやく通常の活動ができるようになりました。

ところで、
雨が降っている最中の運転は、
歩行者が傘を差しているのでお互いに見えにくいとか、
皆さん心理的に急いでいるので危険とか、
注意すべき事がたくさんあるのは皆さんご承知だと思います。
でも、雨が上がったら上がったで、
特有の注意事項がありますから、油断は禁物です。

それは、まず、
まだ濡れている路面と渇いている路面とが混在するということ。
ハンドルやブレーキの感触が急に変わる箇所があります。
路面の色が変わっている所を見たら、注意しておきましょう。

また、大通りを少し外れると、
まだ道の所々に水たまりが残っています。

そういう所では、歩行者に水をはねないように、
できるだけ水たまりは避けて通りましょう。
それは、自車のブレーキ系統に水が入らないように、
という意味もあります。
やむを得ず水たまりにタイヤを踏み入れざるを得ない時は、
徐行してください。

このことは、自転車やバイクも、
あるいは歩行者だって(大人なら)同じで、
好んで水たまりの中を通る人はいないでしょう。
彼らがそういう動きをするであろうことを予測して、
それに配慮した運転に心がけましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「試験コースだけ」はお断りしています。

2014-10-04 10:48:39 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

パイロットアカデミーには、
「試験コースを練習したい」とのご要望を頂戴することが多いです。
仮免受験間近の方が
「府中試験場で実際の試験コースを練習したい」とか、
仮免許を既にお持ちの方が
「府中や鮫洲の路上試験コースを練習したい」というのは、
まったく自然な発想で、それは理解できます。

しかし、パイロットアカデミーでは、
仮免受験前の方も、仮免所持者も、あるいは二種免許希望者であっても、
初回は必ず所内教習を受講していただいております。

と言いますのは、
試験で採点(減点)されるのは、
安全確認や右左折の基本に関するもの等であって、
そういう基本的な事項は、
教習所のコースを使わないと、しっかり説明(&練習)が難しいからです。

実際の試験コースでも説明(&練習)が出来ないわけではないですが、
試験コースを走ると、
どうしても、コース(景色)を覚えようと意識してしまいます。
特に、初めから「試験コースを練習したい」と希望されている方は、
そもそもそういうつもりだったでしょうから、
「コースを覚える必要はありませんよ」と口酸っぱく言ったところで、
絶対に(「絶対に」です)無理です。

そういうことも含めて、
初回は必ず所内教習を受けてください。

とは言っても、
実際の試験コースを走っておいた方が有利には違いありませんから、
教習が進んだ段階で“模擬試験”的に練習するのが効果的ですよ。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右隣の車がミラーに映っているかどうか

2014-10-02 13:19:33 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

複数通行帯のある道で、右の車線に移りたい時には、
右車線を通行している車を妨害してはいけません。

そのため、右の安全確認には特に注意を払う必要があります。
安全確認は、
所内教習でイヤと言うほど練習した(はずの)、
「ルームミラー」→「サイドミラー」→「ミラーの死角」
の3点確認です。

ところで、右隣の車が自車と同じ速度で走っている場合、
ルームミラーに映っている車は、
ある程度の距離が離れていますから、
通常は、自車が車線変更してもその車を妨害しません。
「追い越し」の際には、
「追い越した相手がルームミラーに移ったら元の車線に戻る」
というのを練習(または勉強)したと思いますが、
それと同じ理屈です。

一方で、ミラーの死角を走っている車は、
自車のすぐ近く(あるいは本当に真横)にいます。
ですから、それを見たら、車線変更を中止しなければなりません。

そして、一番問題なのが、
「ルームミラーに映らずサイドミラーにだけ映っている車」です。
相手が遠くにいるなら自分が進めば良いし、
近くにいるなら相手に譲れば良いところ、
サイドミラーに映っている車は、丁度微妙な位置にいるため、
その判断が難しく、
相手ドライバーとの“駆け引き”も必要になることがあります。

その“駆け引き”のやり方は、長くなりますので、またの機会に。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする