Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

なぜ「黄信号=注意」と言うのか?

2017-01-10 18:59:01 | Weblog

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パイロットアカデミーの教習生はもちろん、
これから免許を取ろうとしている人は、
黄色の信号灯は「止まれ」と認識してくださいね。
ただし、安全に停止できない場合には進行して良いという、
“例外規定”が付いているだけのことです。

それにしても、黄色の灯火を「注意」と呼ぶ人が多いですね。
なるほど、黄色の点滅は「注意」ですけど、
信号機としてはそちらを見掛ける方が珍しいくらいです。

なぜ皆さん「注意」と呼ぶのかに興味を持って調べてみたら、
鉄道の信号では、
「黄=注意信号。45km/h以下で進入。」なのだそうで、
どうやら、それを引いてきたようです。
ついでに知ったことですが、
「黄2灯=警戒信号。25km/h以下で進入。」、
「黄と緑=減速信号。65km/h以下で進入。」なのだとか。

どうであれ、道路上の信号機は、
「黄=止まれ。ただし例外あり。」と覚えましょう。
「注意しながら進行」ではないですし、
まして「加速して進行」では決してありませんから。


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レンタカーで免許の有効期限スルーって?

2017-01-08 12:26:37 | Weblog

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パイロットアカデミーの教習生は、
かつて免許を持っていたが失効または取消しになり、
再取得を目指す人が過半数を占めます。

そんな中で、昨年、2人の教習生から、
「免許失効中にレンタカーを借りていた」という話を聞き、
ぞっとしました。
それって『無免許運転』ですから、もし捕まったら、
免許は「取消し」になって欠格期間まで付いてしまうところでしたよ。
もっとも、
当のご本人はあまり深刻には考えておられなかったようですが。

過去にも、そういう人はちらほら見受けられました。
しかし、昨年は(たまたまかも知れませんが)
2人続けてそんな事を言っていたので、
「レンタカー会社は受付で免許証を確認しているはずなのに??」と
不思議な思いをしています。
もしかしたら、免許証を「本人確認」にしか使っていないのでしょうか。

レンタカー会社の方にも、
プロとしての意識を持って仕事に当たってほしいと思った次第です。
(たまたまそうだったのだとしたら、言い過ぎでした。ごめんなさい。)


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府中コース=上級者向け

2017-01-06 13:48:01 | Weblog

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東京・府中試験場での路上試験は、
「府中」・「小金井」・「三鷹」の3エリアで実施されています。

しかし、パイロットアカデミーの路上教習は、
この順番を逆にして、
「三鷹」・「小金井」・「府中」の順に練習するのが通例です。

三鷹コースを初めに走るのは、
直角に曲がる右左折が多いため、
所内で練習した事を復習しつつ路上運転に慣れてもらうのに
適しているからです。

逆に、府中コースは、
斜めに曲がったり、駅前の雑踏を走ったり、3車線道路で車線変更したり、と、
初心者が走るにはちょっと難しいように感じます。

もっとも、これは、
初めて運転免許を取ろうとしている人が
初めて路上で運転するのに適しているかどうか、という話ですので、
免許失効者や路上試験受験中の人には
その技能やご希望に合わせて臨機応変に対応します。


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特定教習にはデメリットも

2017-01-04 20:19:21 | Weblog

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いわゆる“一発試験”で免許を取るには、
試験場での試験に合格した後、
指定自動車教習所で「免許取得時講習」を受講しなければなりません。
しかし、予め「特定教習」を受講しておくと、取得時講習の受講は免除され、
本免技能試験(路上試験)に合格したら、その日のうちに免許証が交付されます。

これは、特定教習の大きなメリットには違いないですが、
次のようなデメリットもありますので、注意してください。

まず、取得時講習の費用は、どこで受講しても「13,700円」ですが、
特定教習は、若干高めの価格設定になっているようです。

また、特定教習を行っている特定届出教習所は、
指定教習所(いわゆる「公認自動車学校」)ではないですから、
指導員のレベルがピンキリで“当たり外れ”が大きいことは
承知しておかなければならないでしょう。

それから、高速教習にあたっては、
特定教習では実車でなくシミュレーターを使う所も多いようです。
ただ、取得時講習を実施している指定教習所でも、
シミュレーターによる高速教習を行う場合があるようですから、
いずれにしても、事前に確認しておくべきですね。

そして、最大のデメリットと言えるのが、
受験前の貴重な練習時間を割かれてしまうことでしょう。
特定教習を受講する7時間があるなら、
その時間と労力を練習に振り向けたほうが良いのではないでしょうか。

これら特定教習のメリットとデメリットを比較衡量し、
また、免許のお急ぎ度(例:「○月○日までに免許を取得しなければならない」)も考えながら、
本来の「免許取得時講習」を受講することにするか、
予め「特定教習」を受講しておくか、を決められると良いと思います。


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蛙不可以語於海者、夏蟲不可以語於冰者

2017-01-02 21:09:08 | Weblog

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中国の『荘子』には次のような事が書かれているそうです。

蛙不可以語於海者、拘於虚也。
夏蟲不可以語於冰者、篤於時也。

蛙とは海について語ることはできない。
なぜなら、蛙はその場所を「空間の全て」だと拘るからである。
夏の虫とは氷について語ることはできない。
なぜなら、虫は夏こそが「時間の全て」だと信じるからである。

この例え話の前提として、
「往古来今謂之宙、四方上下謂之宇。(往古来今これ宙という、四方上下これ宇という)」
(『淮南子』より)、
すなわち、宇宙は「空間+時間」で構築されている、という世界観を
理解しておく必要があります。

さて、話を荘子に戻して、この後にはこう続きます。

曲士不可以語於道者、束於教也。

曲学の徒とは道について語れない。
なぜなら、彼らが「その教え」に束縛されているからである。

これこそが荘子が言いたかったことなのでしょう。
日本の諺となっている「井の中の蛙」とは、
少しニュアンスが異なるような気がします。

これを、運転免許の取得になぞらえれば、
「運転免許は教習所でなければ取れない」といった誤解など、
今風の「曲学」の典型例と言って良いでしょう。
あるいは、
「運転の練習は試験直前にやった方が良い」といった“思い込み”も、
同類のものと言えそうです。

そういった誤解や思い込みから解き放たれ、
真実を追究しようとする姿勢を持ってこそ、
初めて「道が語れる」のだと思います。

年頭にあたり、
自身への戒めも込めて、ちょっと格好の良い事を書いてみました。
本年も宜しくお願いいたします。


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