久しぶりに図書館に行きました。
以前借りていた、小林多喜二・宮本百合子のプロレタリア文学と、伊藤整の作品集を返しに行きました。
今回はまだ督促状がきていませんでしたが、返却期限の2週間はとうに過ぎていたようです。
これらの本は、結局、小林多喜二の蟹工船を読んだだけで返却しました。
今日は、美術の本を2冊と、お掃除の本を1冊借りてきました。
これらも、きっと全部読むことはないだろうな、と思います。
でも、なるべく期限内に返却するように努めたいと思います。
そこで、ふと思ったことです。
もし、いつも期限内にちゃんと本を返却していたとしたら、
そしていつもいつも2週間ごとに本を借りていたとしたら、他人から見ると、この人はすごく読書の好きな人に見えるだろう。
いつも全然中身も読まずに返していて、次々に別の本を借りているとしても、他人からはそれをすべて読んでいるように見えるかもしれない。
そういう実体のないことでも、それを続けること、それを装うことは、もしかしたら何らかの意味を発生させるかもしれない、と思いました。
つまり、初めは中身のない形をすることによって、いつしか中身があるものになるような、変なマジックのような話です。
美術の本を見ていたら、中年のヒゲの生えた男性が同じ書棚を見ていました。この人は、何か美術の専門家か趣味を持った人でしょうか。そんなことを思いましたが、一方、逆から見ると、私が美術にくわしいか、そんな趣味を持った人に見える可能性が高いです。
私のアタマは空っぽです。でも、こんな書棚の前に立って、画家の名前のついた背表紙を見ているだけでも、何らかの美術に関した情報を身につける機会を得ることがあるでしょう。
この間、借りた2冊の本を、もし隅から隅まで読んでいたとしたら、私の頭はかなり充実したことでしょう。そして、これから、借りた本を本当に読んだとしたなら、実際、かなりの知識を得ることができるはずです。
それが理想ですが、まあ当面、中身を必ず読むことを、私は自分に課しません。
期限内に返し、また新しい本を借りるうちに、いい本に出合えるのではないかと思います。
以前借りていた、小林多喜二・宮本百合子のプロレタリア文学と、伊藤整の作品集を返しに行きました。
今回はまだ督促状がきていませんでしたが、返却期限の2週間はとうに過ぎていたようです。
これらの本は、結局、小林多喜二の蟹工船を読んだだけで返却しました。
今日は、美術の本を2冊と、お掃除の本を1冊借りてきました。
これらも、きっと全部読むことはないだろうな、と思います。
でも、なるべく期限内に返却するように努めたいと思います。
そこで、ふと思ったことです。
もし、いつも期限内にちゃんと本を返却していたとしたら、
そしていつもいつも2週間ごとに本を借りていたとしたら、他人から見ると、この人はすごく読書の好きな人に見えるだろう。
いつも全然中身も読まずに返していて、次々に別の本を借りているとしても、他人からはそれをすべて読んでいるように見えるかもしれない。
そういう実体のないことでも、それを続けること、それを装うことは、もしかしたら何らかの意味を発生させるかもしれない、と思いました。
つまり、初めは中身のない形をすることによって、いつしか中身があるものになるような、変なマジックのような話です。
美術の本を見ていたら、中年のヒゲの生えた男性が同じ書棚を見ていました。この人は、何か美術の専門家か趣味を持った人でしょうか。そんなことを思いましたが、一方、逆から見ると、私が美術にくわしいか、そんな趣味を持った人に見える可能性が高いです。
私のアタマは空っぽです。でも、こんな書棚の前に立って、画家の名前のついた背表紙を見ているだけでも、何らかの美術に関した情報を身につける機会を得ることがあるでしょう。
この間、借りた2冊の本を、もし隅から隅まで読んでいたとしたら、私の頭はかなり充実したことでしょう。そして、これから、借りた本を本当に読んだとしたなら、実際、かなりの知識を得ることができるはずです。
それが理想ですが、まあ当面、中身を必ず読むことを、私は自分に課しません。
期限内に返し、また新しい本を借りるうちに、いい本に出合えるのではないかと思います。