最近、我が家のトイレが異常な音を発するようになっていた。
それは、水道管がうなるのである。
使用後に水洗を流すと、ブォ~~~~~~~~という大きな音。
ときには、ガガガガガガ~~~~みたいな音もする。
それは、しばらく続き、そのうちにとまる。
そして、隣のお風呂場の水道管までが、なにやらブルブルブルブル~~~と振動している。
音は日ごとに大きくなり、夜遅くトイレに入るとその後しばらくの間、近所迷惑なくらい響き渡るようになっていた。
それで、ついに修理を頼んだ。
公営住宅だから、住宅供給公社の修理窓口に依頼する。
夫が電話したところ、受付の人が、「何かつまってるんじゃないですか?」と答えたそうだ。「いいえ詰まりではなく、水道管が鳴っているのです」と言っても、どうにも理解してくれなかったらしい。「ビニールなんかが詰まっているとそういう音が鳴ることもあります」などという返答だそうだ。
「だから、便器が詰まってるんじゃなくて、便器はちゃんと流れてるんです。水道管が振動して鳴ってるんですよ」と言っても、「水は流れても異物がつまっていると音が鳴ることがあります」などと言っているらしい。
「だから、便器の詰まりじゃないと言ってるでしょう。とにかく業者の方に来てもらいたい」
「詰まりの場合は、個人負担で有料になりますがよろしいですね」
「だから、詰まりじゃないので、業者の方がきてくださればわかります。とにかく見てもらわないとだめです」
「見るだけというのはできません。有料になりますがよろしいですか?」
「だから、詰まりじゃないんです。とにかく見てもらわないとわからないでしょう。どうして詰まりだとか、有料だとかと、きめつけるんですか!」
夫はついに切れたらしい。
そして、業者の方が来て見てくれたところ、やはり水道管が老朽化して振動し、音が鳴っていたのであり、個人負担の範疇ではなかった。「これではうるさくて夜トイレに入れませんね」などと言っていたそうである。
それで、タンクの中の水道管を新しいものに交換してもらい、めでたく騒音からは解放されたし、手を洗うところの水の出もよくなった。
全くもう、修理を依頼するのも大変なことだ。
これは夫から聞いたことを想像によって再現したので、会話の詳細は事実とは違うのかもしれないが、ざっとこんな風だったそうだ。
公社では、できるだけ修理費をかけないようにしている。節約したいのはわかるが、詰まりでないと言っているにもかかわらず、けっしてそれを理解しようとせず、何がなんでも詰まりにしてしまおうとするかのような受付には、もう疲れ倍増、ストレス最大である。
それは、水道管がうなるのである。
使用後に水洗を流すと、ブォ~~~~~~~~という大きな音。
ときには、ガガガガガガ~~~~みたいな音もする。
それは、しばらく続き、そのうちにとまる。
そして、隣のお風呂場の水道管までが、なにやらブルブルブルブル~~~と振動している。
音は日ごとに大きくなり、夜遅くトイレに入るとその後しばらくの間、近所迷惑なくらい響き渡るようになっていた。
それで、ついに修理を頼んだ。
公営住宅だから、住宅供給公社の修理窓口に依頼する。
夫が電話したところ、受付の人が、「何かつまってるんじゃないですか?」と答えたそうだ。「いいえ詰まりではなく、水道管が鳴っているのです」と言っても、どうにも理解してくれなかったらしい。「ビニールなんかが詰まっているとそういう音が鳴ることもあります」などという返答だそうだ。
「だから、便器が詰まってるんじゃなくて、便器はちゃんと流れてるんです。水道管が振動して鳴ってるんですよ」と言っても、「水は流れても異物がつまっていると音が鳴ることがあります」などと言っているらしい。
「だから、便器の詰まりじゃないと言ってるでしょう。とにかく業者の方に来てもらいたい」
「詰まりの場合は、個人負担で有料になりますがよろしいですね」
「だから、詰まりじゃないので、業者の方がきてくださればわかります。とにかく見てもらわないとだめです」
「見るだけというのはできません。有料になりますがよろしいですか?」
「だから、詰まりじゃないんです。とにかく見てもらわないとわからないでしょう。どうして詰まりだとか、有料だとかと、きめつけるんですか!」
夫はついに切れたらしい。
そして、業者の方が来て見てくれたところ、やはり水道管が老朽化して振動し、音が鳴っていたのであり、個人負担の範疇ではなかった。「これではうるさくて夜トイレに入れませんね」などと言っていたそうである。
それで、タンクの中の水道管を新しいものに交換してもらい、めでたく騒音からは解放されたし、手を洗うところの水の出もよくなった。
全くもう、修理を依頼するのも大変なことだ。
これは夫から聞いたことを想像によって再現したので、会話の詳細は事実とは違うのかもしれないが、ざっとこんな風だったそうだ。
公社では、できるだけ修理費をかけないようにしている。節約したいのはわかるが、詰まりでないと言っているにもかかわらず、けっしてそれを理解しようとせず、何がなんでも詰まりにしてしまおうとするかのような受付には、もう疲れ倍増、ストレス最大である。