山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

昼夢

2008-07-21 18:57:56 | 日記

白日夢というのは、眠っていて見るものではなく、起きていて見る幻想のようなものらしい。じゃあ、昼寝をしていて見る夢はなんだろうか?白昼夢か?と思ったら、白昼夢は白日夢と同じ意味だった。つまり「白」はいらないってことか・・・。
ということで、「昼ゆめ」です。

スーパーで品だしをしている私は、その朝、人手が足りないから別の売り場を手伝うように言われて、そこをやってた。そこは、お菓子やパンの売場だった。
そういえば、以前はパン売り場を担当してたんだよね、と顔見知りの同僚に言いながら、品出しをした。インスタントラーメンなんかもあったが、どの商品をどこに並べるのか、慣れない場所なので探すのが大変だった。でも、いろんな商品があって楽しかった。
ある人が、チョコとレートの包みをはがして、中身を私に食べさせながら、このチョコレート品切れだから発注しておいてね、と言った。おいしいチョコレートだ。いっぱい仕入れておこうと思ったが、中身はわかっても商品名がわからないと注文できない。これは、この人の魂胆だな、と思いつつ、その人の手元を見てチョコレートのパッケージをすばやく確認した。
仕事の手順はどうだったっけ、品だしをして、それから発注しないといけないな、と記憶をたどった。
そして、ふと、あれっ、いつもやっているあっちの担当は今日は誰がやってるのかな?と思った。牛乳とかそっちの部門はいつもわたしがやってるが、今日はだれともなくこっちをやるようにと言われたのでこっちを手伝いにきたのだった。いったい誰がこっちをやるように言ってきたのか、なんかよくわからなかった。そして、元々のところは誰がやるという説明も受けていない。もしかして、あっちは担当がいないのでは・・・。
となると、この時間だと、もうすでに品出しを終えて発注をしていなければならないが、これではもう間に合わないかもしれない。どうなっているんだろう・・・。
そして、こっちにはやたらとぞろぞろ働く人が有り余っていた。
そもそも、こういうことは店長から命令があるべきではないだろうか。でも、店長からは命令がなかった。店長に確かめにいこう。
店長のところに向おうとしていると、遠くから手招きする同僚がいた。店長の指図を受けずに自分たちでやっていきましょうと言っている。これからやることがあるからここに立ってちょうだいなどと言っている。
私はそれを振り切り、店長に聞くことがあるからと言って、店長のいるほうに向った。
店長に聞けばわかる。早く判明させたい・・・。
そう思ってあせっているところで、目が覚めた。
後で考えると、ずいぶんと現実的な夢だが、かなりのトラウマである。
結局、スーパーで働いていたときの同僚は、私にとってはこういう感じの存在だったのかな~と思うとさびしいばかりだ。
実際には、こんなひどい人たちではなかったはずだが、この夢ではずいぶんと強調されているようである。

スーパーの仕事の夢を見ることはほとんどなかった。スーパーの仕事は嫌いではない。夢の中でも、「私はできる、まかしといて」という心持ちだった。

目をさましてから、今の仕事を考えた。今の仕事は本当に楽しいのだろうか?
この仕事をやめたら、転職しなければならないけど、また、スーパーで働くこともあるのだろうか。おばさんにできることはスーパーの仕事くらいかな?と思う。

思えば、スーパーの仕事は時間との戦いだった。
もう一回やるとすると、やっぱり覚悟が必要だな。
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夏みかんジュース

2008-07-21 01:43:29 | 日記
1か月以上も前に、近所の人からいただいてあった夏みかん5~6個をしぼってジュースを作った。
これは、公営住宅の敷地内の夏みかんの木になったものだ。それを、住人のみんなに分けてくれたのだ。
公営住宅では、農作物が禁止されているので、夏みかんも当然ながら禁止の対象なのだが、もう何十年も前からある木なので、今さら切り倒せともいえないだろう。
しかし、これは甘夏ではなく、ただの夏みかんだから食べてもすっぱくておいしくないとの話ではあった。ジャムにでもするとか、何か料理にでも使えば使えないことはなかろうくらいな様子だった。
だが、私の実家(静岡県)では、夏みかんジュースというのをよく作る。香りがよく、いかにもビタミンCたっぷりという感じのジュースができる。それで、貰い手も少ない中で他の人より多めにもらってきたのだが、なかなか手をつけないまま冷蔵庫の野菜室に眠っていた。
先日、ふと見ると夫が半透明のゴミ袋の中に、それらの夏みかんをごろごろと入れてゴミ出しに行こうとしていたので、あわてて引き止めて、また冷蔵庫に戻した。
せっかくくれたものを、そんな形で捨てたのでは、くれた人の目にでも入ったら大変なことだし、そうでなくても誰かが見るに違いないから、まるごと捨ててあったということが、知れ渡ってしまうに違いない。夫はどうしてそんなこともわからないのか。どうせこんなもん食べないだろなどと言ってるが、捨てるとすれば新聞紙にくるむとかして、中身がわからないようにしてくれなくては困る。
しかし、それにしても、全く一口も食べないようでは、すっぱかったとかそうでもなかったとか、後々になってコメントもできないことになるから、やはり手をつけないで捨てるわけにはいかない。
というわけで、やっと今日、それらを半分に切って絞ってジュースにした。収穫してから1ヶ月以上もたっていて、防腐剤がついているわけでもないのに、夏みかんはぜんぜん腐りもせずしっかりしていた。母の話によると多少しおれたくらいのほうが絞りやすいとのことで、確かに新しいころより絞りやすくなっていたようだった。
ちょっと汁をなめてみるとやはり酸っぱいので、砂糖をいれ、それから母伝授の焼酎を入れた。アルコールを入れておくと腐敗止めになるそうだ。小さな容器の焼酎は、このジュースを造るために買ってあったのだ。
夏みかん果汁は、小さなペットボトル一本分くらいになった。そのままでは濃すぎるので、3分の1くらい水を足して飲んでみた。香りはそれほどでもないが、やはり正真正銘の天然果汁夏みかんジュースだった。
絞る時にタネがいっぱい出てきて汁と一緒にジュースの中に入っている。思えば、このタネのたった一個が何十年も前に芽を出してあんな大きな木になったんだな、と思った。
そのタネが生き延びることはすごい確率のなかのひとつのできごとだったわけだ。
そして、こんなに実をつけているが、これらの実から新たな木になれたものはあっただろうか。もしかしたら未だに子孫の木はないのかもしれない。

とにかく、なった実を無駄にしないでよかったなとは思う。

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