我が家では、このごろ夫が昼間暇にしていることが多いため、けっこうゴミにかかわっている。
夫がゴミ捨てに関わるようになったのは、リストラで会社を辞めて一時無職状態になっていたのがきっかけだ。そのときから自分のものの洗濯もするようになった。その後、再就職したが、夜勤があるので、その分私より昼間在宅していることが多い。それで、相変わらずごみ捨てに積極的な姿勢を示している。
ところが、ごみ捨てにしても、洗濯にしても、こっちから見るとかなり目にあまるものがある。今回は洗濯については書かないが、ゴミの分別はいいかげんきわまりない。
夫の場合、プラスチックゴミをすべて燃えるゴミと一緒に出してしまおうとする。
正しくは、「プラ」というのは、きれいにして、プラスチックの資源ごみに出すべきものである。プラの中でも、きれいに洗えないものだけを、燃えるゴミに入れる。
また、夫の場合、ペットボトルのプラスチックシートもはずさず、ボトルを洗うこともなく捨てようとする。
正しくは、蓋とプラスチックをはずし、中を洗って、清潔な無色透明のポリエチレンテレフタレート容器のみにしてから出すできものである。
しかし、この夫のいい加減な出し方というのは、実は、夫が清掃事務所に問い合わせてから断固としてやっていることなのである。
夫が、分け方がわからないだの、どうやって出すのかと電話で清掃事務所に聞いたところ、「プラスチックは燃えるごみでいいです。ペットボトルや缶は飲み終わったらそのまま資源ごみに出してください」という説明を受けたのだそうだ。だから、絶対にその方法でいいと言い張るのだ。
それで、飲み終わったペットボトルや缶や食べ終わったトレーなどすべてその場でベランダのそれぞれのゴミ袋に放り込むということをし始めた。
昔はそんなこともしない夫だったので、私が台所に持って行って洗う余裕があったのだが、ふとした瞬間にすでに放り込まれている状況なのである。
だから、それを拾い上げて洗わなければならず、ちょっとうっかりしていると夫がそのままそそくさとゴミ置き場に持って行ってしまうのである。
そして、確かにその状態でもごみ収集はされるのだが、それは望ましい出し方ではないので、夫が勝手に捨ててしまった場合は、時にはゴミ置き場から拾って戻ってきて直すというようなこともしたことがあった。
それで、思うことだが、清掃事務所の人は、夫に対してなぜそんないいかげんな分別の仕方と捨て方を指南したのだろうかということだ。
おそらく、1人暮らしのコンビニ弁当かなんか食べて暮らしている初老のオヤジのような人だと思ったのだろう。今までは奥さんがいたけど、亡くなったか逃げられたかして、いきなり1人暮らしになったので、ゴミの捨て方もわからない状況。ということで、こんなおっさんに理想的な捨て方を説明したところで、「そんな難しい面倒なことはできないよ」と反応されてしまうのではと怖れたのではないだろうか。
だから、最低限のやり方を指南したのだと考えられるのだ。
たとえば、コンビニ弁当の容器を洗わずにプラスチックの資源ごみにでも出されたら大変なので、洗わなくていいから燃えるゴミに入れて捨てるようにということにしたらしい。
困ったことだ。
もし、清掃事務所でしっかりとした捨て方を夫に説明してくれていれば、夫はそのとおりにしたはずなのだ。
ということで、私は夫のすることに目を光らせ、夫がゴミ箱に捨てないうちに私がすばやく持ち去って洗うという競争の毎日である。
夫がゴミ捨てに関わるようになったのは、リストラで会社を辞めて一時無職状態になっていたのがきっかけだ。そのときから自分のものの洗濯もするようになった。その後、再就職したが、夜勤があるので、その分私より昼間在宅していることが多い。それで、相変わらずごみ捨てに積極的な姿勢を示している。
ところが、ごみ捨てにしても、洗濯にしても、こっちから見るとかなり目にあまるものがある。今回は洗濯については書かないが、ゴミの分別はいいかげんきわまりない。
夫の場合、プラスチックゴミをすべて燃えるゴミと一緒に出してしまおうとする。
正しくは、「プラ」というのは、きれいにして、プラスチックの資源ごみに出すべきものである。プラの中でも、きれいに洗えないものだけを、燃えるゴミに入れる。
また、夫の場合、ペットボトルのプラスチックシートもはずさず、ボトルを洗うこともなく捨てようとする。
正しくは、蓋とプラスチックをはずし、中を洗って、清潔な無色透明のポリエチレンテレフタレート容器のみにしてから出すできものである。
しかし、この夫のいい加減な出し方というのは、実は、夫が清掃事務所に問い合わせてから断固としてやっていることなのである。
夫が、分け方がわからないだの、どうやって出すのかと電話で清掃事務所に聞いたところ、「プラスチックは燃えるごみでいいです。ペットボトルや缶は飲み終わったらそのまま資源ごみに出してください」という説明を受けたのだそうだ。だから、絶対にその方法でいいと言い張るのだ。
それで、飲み終わったペットボトルや缶や食べ終わったトレーなどすべてその場でベランダのそれぞれのゴミ袋に放り込むということをし始めた。
昔はそんなこともしない夫だったので、私が台所に持って行って洗う余裕があったのだが、ふとした瞬間にすでに放り込まれている状況なのである。
だから、それを拾い上げて洗わなければならず、ちょっとうっかりしていると夫がそのままそそくさとゴミ置き場に持って行ってしまうのである。
そして、確かにその状態でもごみ収集はされるのだが、それは望ましい出し方ではないので、夫が勝手に捨ててしまった場合は、時にはゴミ置き場から拾って戻ってきて直すというようなこともしたことがあった。
それで、思うことだが、清掃事務所の人は、夫に対してなぜそんないいかげんな分別の仕方と捨て方を指南したのだろうかということだ。
おそらく、1人暮らしのコンビニ弁当かなんか食べて暮らしている初老のオヤジのような人だと思ったのだろう。今までは奥さんがいたけど、亡くなったか逃げられたかして、いきなり1人暮らしになったので、ゴミの捨て方もわからない状況。ということで、こんなおっさんに理想的な捨て方を説明したところで、「そんな難しい面倒なことはできないよ」と反応されてしまうのではと怖れたのではないだろうか。
だから、最低限のやり方を指南したのだと考えられるのだ。
たとえば、コンビニ弁当の容器を洗わずにプラスチックの資源ごみにでも出されたら大変なので、洗わなくていいから燃えるゴミに入れて捨てるようにということにしたらしい。
困ったことだ。
もし、清掃事務所でしっかりとした捨て方を夫に説明してくれていれば、夫はそのとおりにしたはずなのだ。
ということで、私は夫のすることに目を光らせ、夫がゴミ箱に捨てないうちに私がすばやく持ち去って洗うという競争の毎日である。