その昔、自分は偏食だったのです。
学校給食はパンとご飯くらいしか食べず。
おかずはすべてスルー。
お弁当だと、冷たいご飯とか卵焼きもダメでした。
冷たいご飯がダメだから、おにぎりもアウト。
そんなこんなで、
お弁当はサンドイッチとおいなりさんくらいしか食べられなかったんです。
高校になると、ある程度は食べられるようになりました。
おにぎりと卵焼きもモリモリ食べてたんだけど、
おかず類の偏食はまだ残ってました。
そんな偏食が治ったきっかけというのがあって。
病気で入院した際に、
看護婦さんが配膳に来るんだけど、
何をどれだけ食べたかチェックしてたんです。
そうなると、食べなきゃいけないと思って、
おいしくない病食だったけど、
それなりに食べられました。
それから、ある人と出会い。
その方は食べ物の好き嫌いが全くなくて。
その人の前で、好き嫌いがあると、
男として恥ずかしい!と思ったんです。
いろいろ美味しいそうに食べている幸せな姿を見ると、
こっちはいてもたってもいられなくなって、
それまで食べられなかったもの、
避けていた食べ物が、
すんなりと喉を通るようになって、
しかも「美味しい!」と思ったんです。
それ以来、食べ物の偏食が全くなくなり、
どんな食べ物であれ(美味しいという前提があるにせよ)、
食べる喜びを感じるようになったよ。
好きな人の影響って、偏食も治す力があるんですね。
ありがとう!