4分版の予告編があまりに素晴らしくて、本編である2時間6分版がかすんでしまった。そんなバカなことがあるのか、と少し驚く。予告に騙されてつまらない映画を見せられた、というわけではない。これはこれでとても素敵な映画である。だが、4分に凝縮されたドラマには及ばない、ということなのだ。どうして、そんなことになったのか?
この映画のパッションがあの4分間には凝縮されていた。荒井由美の『ひこうき雲』に乗 . . . 本文を読む
結局、5日間で上下2巻を読んでしまった。もちろん、通勤の往復だけでは無理なので、休憩時間とかも使って一気読みしてしまった。これはそれくらいに面白いエンタメ小説なのだ。
それにしても凄まじい生きざま。次から次へと彼を襲う苦難の連続技。それでも、勇気を持って立ち向かい、怯むことなく、戦う。これでもか、これでもか、と、困難や危機が彼に襲いかかる。長編大河ドラマのノリだ。だが、ここまでやられると、い . . . 本文を読む