初期作品のテイストがよみがえる。初めて『蛇を踏む』を読んだ時の気持ち悪さ。でも、それがなんだか心地よかったりもする。あの感じ。よくわからないものがあって、それをそのまま受け入れている。時間は延びたり、縮んだり、ふわふわしているようで、でも、怖い。特に最後の作品がそう。
最初の『aqua』はそうでもなかった。同じ名字の2人の女の子の友情物語、なんていう分かりやすいパッケージングも可能だ。でも . . . 本文を読む
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