1時間40分の芝居なのだが、最初の30分を見ていない。別の用事があって間に合わなかったのだ。(HPFとバッティングしたのだ!)
こんないいかげんな状態での鑑賞を許可してもらえてとてもうれしい。もう絶対に見れないだろうと諦めていたのだが、ダメだと言われると、意地でも拘りたくなるのが、人間で、諦めきれず走って劇場に駆け込んだ。
途中からなので、まるで話がわからない。大丈夫か、オレ、とかなり心配し . . . 本文を読む
今年もHPFの季節がやってきた。7月19日から31日まで4会場で29校が出場して、公演を行う。今年は会場として新しくドーンセンターも加わった。小劇場で高校の演劇部が単独公演を行うこのイベントは、高校生にとってはコンクールとは一味もふた味も違った体験であろう。御膳立てされた舞台ではなく、自分たちの手作りの舞台(仕込みの時間があるから、ちゃんとセットも組める)と、興業(受付から、劇場全体の管理、有料 . . . 本文を読む
これはおかしい。もちろん、それは「いい意味」で言っている。工芸高はいつもへんな芝居を作るのが伝統だが、今回はそれがかなりの確信犯だ。作、演出を担当した浜本克也クンは、感性(本能、と言ってもいい)ではなく、頭(理性ね)でこれを作っている。だが、いつものような感性だけで勝負する周囲にいる工芸生たちは、彼の意図を汲まずに暴走するから、そのねじれが最初は見えにくい。
作者の意図がよくわからない芝居に . . . 本文を読む