『「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔6年ぶりの主演映画』なんて感じで紹介には書かれてあるけど、僕にはこれはまず『熊切和嘉監督の6年ぶりとなる新作映画』なのだ。期待しないわけにはいくまい。調べてみるとなんと『武曲』以来となるようだ。
それにしてもよくもまぁ、こんな映画が作られたものだ。これはほぼ一人芝居である。しかも舞台となる場所も、ほぼマンホールの中だけ。この限定された暗い空間でたったひ . . . 本文を読む
こんな地味な映画がミニシアター系ではなくロードショー公開されるなんてうれしい。だけど、やはり残念ながら集客は難しいようだ。公開3日目の日曜日なのに朝一番とはいえ6人しか客はいない。ここではこの回を見逃すと夜まで上映はないのに、である。まるで期待されてないのだろうけど公開1週目でこの扱いは惨い。もちろん映画は傑作だ。
登場人物はほぼ4人のみ。なのに、その主人公である彼らが登場するまでの描写にまで、 . . . 本文を読む