時々時空を超えてしまう不思議な小学校と近くの池。今回は6年2組の面々のお話。今までの作品とは少し違ってファンタジーだが、まるで違和感はない。それどころか、自由でリアル。戦時下の昭和も、50年後の未来もここでは同じように目の前の現実。
うさぎ小学校とうさぎ池。(雨佐木と書く)ここで不思議と出会う子どもたち。大人たちも。彼らの小さな物語。15のエピソードは15人の子どもたちを語り部にして展開する。少 . . . 本文を読む
川島雄三監督の代表作として世間では認識されているこの作品、Amazonでの配信が終了するらしいので見ることにした。日活映画のたくさんの作品がこの数日で配信終了というサインが出ているけど、欲張っても仕方ないから、まず気になっていた未見のこの傑作をチョイスする。
冒頭のシーンから圧倒される。サイレンの音、ざわめき。クレジットバックには洲崎の町中、店先をカメラがどんどん横移動して人々の . . . 本文を読む