これはヤン・デ・ボンの『ツイスター』の続編なのか? 竜巻を描いているから同じような話だけど、お話的にはつながるところはない。しかもあれから何十年経ったことか。あの映画を現代風にしたリメイクという感じに近い作品。竜巻を追いかけて旅するロードムービー。
『ミナリ』のリー・アイザック・チョンの監督作品、ということで実は少し期待もした。ただのスペクタクル映画ではなかろう、と。それからこれは劇場公開時に大スクリーンで見るべき映画だとも思った。以上の理由から公開時に見るつもりだった。だが,一瞬で小さなスクリーンで1日1回上映になり日本のシネコンからは消えてしまったから見逃してしまったのだ。この夏ワーナーの期待の大作映画なのに全くの不入りを記録した作品である。
ということで、見れなかったけど、今日飛行機の中で見ることにした、というか、見ることが出来た。機内映画リストでこの映画を見つけたから喜んで見たのだ。
だが、もちろん、あかんわ。これを機内なんかで見てもまるで意味はない。お話はつまらないし、迫力の竜巻映像も大音量も、ない。(飛行機内上映では!無理)
これは劇場の大スクリーンで見たならそれなりには楽しめたかもしれないが、機内では退屈な映画で途中何度か居眠りしそうになった。お話が単調だし、意外性もない。時々揺れるのは4DXっぽいけど、見逃してよかったかもしれない。当たり前だけど、映画は映画館で見ることが望ましい。