「清水屋」(善通寺市)


 本日の最後は善通寺の「清水屋」です。商店街の一角にあり店の駐車場はないので近くに停めます。
 入店すると3人組と1人客でいずれも学生風です。大学が近くにあるからでしょうか。県外巡回者か昔ながらの地元客風が大半のうどん店とは客層が違います。

 私は「ひやひや」、妻は「ぶっかけ」を注文しました。麺は口にいれるとごわっとした食感があり硬めかなと思いきやすっと噛み切れるちょっと変わった麺です。小麦粉の香りが感じられて美味しいです。
 ダシもイリコが効いてすっきりとしていて味わい深いです。今日は「わら家」、「安並」、「清水屋」とイリコの風味のしっかりしたダシの店が続きます。体調がいいのか、体が求めているのか、舌と胃腸がうまいと感じます。今更ながら讃岐うどんのダシに目覚めたのかもしれません。


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「味見亭」(丸亀市)


 数日前に「はじめてのさぬきうどん」という讃岐うどん紹介・食べ歩きサイトを知りました。讃岐うどんについては全店制覇や麺通団の雑誌で十分に情報を得られるのでネット検索はほとんどしないのですが、まだまだ沢山の紹介者、開拓者がいるようです。
 このサイトに目を通して驚いたのは、管理人のごまさんの特薦店、推薦店にこれまで名前を見たことのない店が多数あったことです。えー、なんだこれは。

 という訳で、今週末はパス、休養(?)の予定が急遽大橋を渡ることにしました。先週まで聞いたこともなかった4店です。

 一店目は、丸亀市の「味見亭」です。開店は朝8時からで10時過ぎに到着したところ、客は私だけです。これから作るので少し待ってくださいと言われました。店の前にはセルフうどんの看板が立っているのですが、夜には骨付鶏もメニューに加わるようなので食堂に近いのかもしれません。
 「牛すじ」と「かしわ天」の付いたメニューが多く貼られているので、これが看板の副菜のようです。そそられましたが、写真ではかなりボリュームがあるので、後を考えてシンプルな冷たいぶっかけにしておきました。

 15分近く待って、うどんにありつけました。自分一人のための1玉に結構な時間をかけてもらうのは悪いようなうれしい気分です。艶々していて噛む歯を押し返すような弾力があります。見た目素朴ですがしっかりしたうどんです。小ぶりのお椀と食堂風の店の雰囲気から以前行った「山神」や「まり」のことを思い出しました。
 食べていると他のお客さんや大将のご両親(先代?)が入ってきました。昨晩飲みすぎたとか久しぶりだねといった会話が交わされています。
 食べ歩き者よりも地元の近所の常連さんが集うといった店のようです。この手の店は久しぶりでしたがこういう店もいいなと思いました。


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「おはらうどん」(善通寺市)


 2店目は善通寺市の「おはらうどん」です。ここからは先程のサイトの管理人さんの特薦店です。この店には35回行っていると書いてありました。

 道路沿い、店の前に巨大な駐車場があるので初めてでもスムーズです。分かりにくいアクセス、細い道は讃岐うどんの面白さの一つでもありますが、これに苦労するよりは分かりやすくて大きな駐車場は有り難いです。

 ここも冷たいぶっかけにしました。椀を受け取りどこで支払うのか迷っていると後払いとのことです。10年近く前、初めて讃岐うどん屋巡りをしていた頃は後払いも結構ありましたが、最近では珍しいです。

 表面は柔らかくてむにゅーと伸びます。もっちりした食感で噛み切れません。モゴモゴやって口の中と喉で楽しみます。うん、美味い。ごまさんお気に入りなのが分かります。自然で素朴なうどん、何度でも食べたくなります。私も再訪することになると思います。
 天ぷらは、海老天がしゃきっとした衣で一風変わっていて売りのようだったので思わず取ってしまいました。美味しかったですが、かけダシの中でシンナリさせたほうがいいかなあと思いました。


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「カントリーうどん」(仲多度郡)


 3店目は仲多度郡琴平町の「カントリーうどん」です。何とガイド本への掲載拒否の店です。全店制覇にも載っていません。閉店しましたが坂出の「明」も掲載拒否の名店として知る人ぞ知る存在でした。こういう店は今もあるんですね。

 場所は「白川」のちょっと先です。尽誠学園の野球場の脇を通り、白川に左折するところをそのまま真っ直ぐ進むと右側にあります。

 テーブルが複数ある比較的大きい店です。厨房に行くと「7分ほどかかります。呼びますので座って待っていてください。」とのこと。ここも冷たいぶっかけです。大将は真面目そうな方で、スタッフの女性3名も優しい雰囲気の田舎のおばさんです。食べ終えて出て行く客には「お気を付けてお帰り下さい。」と大将が声を掛けます。
 想像していた掲載拒否の気難しそうな雰囲気は微塵もありません。むしろ地元で愛される普通のうどん屋です。

 細めの平たい麺ですが、エッジが立っていて、しこしことコシがあります。口当たりも良くてツルツル食べられます。美味しい。際立った特徴はないのですがいい感じです。気に入りました。

 最近は当たりのうどんが続いていて、どれがどんだけ美味いのかは正直よく分からなくなってきました。比較するのは困難です。じゃあ、どこでも良いのか、同じかと訊かれるといやそれぞれ違うと断言できますが、これをうまく表現するのは難しいです。


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「むさし」(仲多度郡)


 最後は同じく琴平町の「むさし」です。カレーうどんが名物とのこと。そういえば「肉うどん始めました」の張り紙がある店を最近見かけますが、カレーうどんがメニューにある店も増えています。カレーうどんは腹にこたえそうなので最後にしました。

 ここは街中の一般店です。カレーうどんの他、お椀の表面を覆いつくす大きさの揚げが特徴のきつねうどんが人気のようです。昼時でしたが、客の注文のほとんどは「きつね」か「カレー」か「ざる」でした。

 温かいうどんにカレールーがかかっています。汁はありません。このうどんはカレーの味勝負です。温かい麺に違いはほとんどなくもう関係ありません。
 食べてみると・・・うん、美味しいです。甘くてスパイシー。ほんの少しだけ甘さが勝っています。このカレー、どうやって作っているんだろう。激辛カレーを好きなほうですがこれはこれで美味しいです。福神漬が付いていますがいい感じで絡みます。
 いいと思います、このカレーうどん。あの大きな油揚げのきつねうどんも食べたくなりました。


 香川ツアーもそろそろ一旦終わりかと思っていたら、何かまた続いています。次に行くのはどこでしょうか。秋は週末の予定も入っているので次回はいつか分かりませんが、土曜日に行けるなら、「清水屋」、「明水亭」、「さか枝支店」がまだ残っています。ごまさんのサイトで知った「安並」も気になります。
 高松市周辺にも未訪問店はあるのですが、最近は、坂出、宇多津、丸亀、善通寺、三豊あたりに優良店が集まっていて、高松まで出向くのが億劫になってきました。
 行きたい店がある以上、飽きるまで、もう十分と思えるまで香川ツアーを続けるつもりですが、年内には一旦終了となりそうです。


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「SIRAKAWA」(三豊市)


 リストアップした讃岐うどん屋も結構行き尽くし、最近憑かれたように敢行していた香川うどんツアーもそろそろ終盤かもしれません。

 今回の讃岐うどん屋は奇しくも名脇役が主役のうどんを引き立てる店が続きました。

 まずは三豊市の「SIRAKAWA」です。横文字の店名が珍しいですが、ちょっと変わったちくわ天が名物なんだそうです。

 厨房をカウンターが囲む造りになっています。15席くらいでしょうか。こういうスタッフの動き丸見えのカウンターは他では「はりや」くらいでしょうか。大将の麺の扱いや天ぷらを担当している女性スタッフが麺の仕上がりに合わせて大将の指示で一本一本揚げているのが分かるので美味そうな雰囲気があります。

 妻は店の人気メニューらしい「えびちくぶっかけ」、私はたこちくわ天が付いている「葱油醤油うどん」を注文しました。昔のラーメン好きには葱油という文字は何とも魅力的です。
 えびちくわ天もたこちくわ天も評判どおり美味いです。さくっと揚がっていて、たこやえびが練りこんである生地のちくわも味わいがあります。個人的には「たこちく」の方が好きかな。天ぷらは「竹清」や「もり家」並み、上質です。後続店がなければ天ぷらのお替りをしているところです。麺も細めのつやつやでコシもしっかりあります。葱油やぶっかけダシも麺によく絡んでいい感じです。

 ちくわ天や半熟卵天が美味い店はそれだけで通いたくなります。「SIRAKAWA」も楽しみ満載の優良店です。


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「麺通堂」(丸亀市)


 2店目は丸亀市の「麺通堂」です。高級小麦粉を使用した太麺が売りとのこと。

 私は冷たいぶっかけをいただきました。むっちりとした味わい麺です。バランスよい讃岐うどんらしい麺で好みのタイプです。

 このぶっかけよりも妻が注文した釜玉が印象的でした。何がかというと卵です。5分ほど待って茹で上がった麺の上に載せられている濃い黄色の黄身です。色を見ただけでこれはいい卵を使っていることが分かります。釜揚げの水分と混ざり合って薄い黄色の釜玉が多いのですが、オレンジ色の釜玉です。
 食べると卵のコクのある旨みが口の中に広がります。すごく味のいい卵かけご飯を食べているようです。「味が濃いね、卵がいいよね」と妻も大満足です。麺もいいのですが卵が際立っています。こんな釜玉は初めてです。店の壁に「日本一のこだわり卵」のポスターが貼ってあります。いい卵を使っているのでしょう。

 ぶっかけもいいですが、ここは釜玉でしょうか。


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「塩がま屋」(綾歌郡)


 予定では2店目は「明水亭」という創作うどんが名物のうどん屋だったのですが、ガイド本の表記とは異なり日曜日は毎週休みのようでした。

 3店目をどうするか「全店ガイド」で探したのですが、丸亀、綾歌方面で行ってみたい未訪問店があまりありません。迷ったのですが、結局、宇多津町にある「塩がま屋」にしました。行列のできる「おか泉」の近くです。

 店の看板のオレンジ色・雰囲気が「はなまるうどん」に似ていて、同じような大衆店かと想像したのですが、中に入ると意外や落ち着いて少し高級感のある店内でした。「おか泉」の照明を少し落とした感じです。
 うどんの他、夜は牛のしゃぶしゃぶなども出しているようです。牛肉に自信ありという雰囲気だったので、冷たい「肉ぶっかけ」を注文しました。

 ここの牛肉は上質です。すき焼き風の甘辛い味付けで美味いです。滑らかなちゅるちゅる麺もいい感じです。満足できる肉ぶっかけ。惜しむべくはどの店も同じですが、肉が温いので冷たい麺と中途半端な絡みになってしまいます。それでも、スタッフのサービスが気持ちよく、良質うどんが提供されます。先週知った「めりけんや」同様に安心して通える宇多津町のうどん屋です。


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「彦江製麺所」(坂出市)


 台風が過ぎ去った快晴の休日。休みが3日間もあれば一日は瀬戸大橋を渡りたくなります。

 久しぶりの坂出北出口です。坂出北といえば王者「彦江」です。私には不動のNO1の店です。ただ、久しぶりの訪問なので期待半分、不安半分です。
 S級店ですが、おそらく雑誌・ガイド本での写真入り複数ページでの紹介を断っているんだと思います。露出が少ないため実力対比で客数が少ないのも彦江の魅力です。

 8:40の開店直後に訪れましたが、製麺コーナー奥の食事スペース(10席ちょっと)は満席でした。実力店にしては少ないほうですが、これでもこんなに多くの客と同席したのは初めてです。
 その代わり、これまで知らなかった製麺所脇の屋外スペースを店の方に紹介されました。屋内の狭い席よりも開放的で気分は最高です。これからはこちらで食べよう。

 もっちもちのストレート麺です。ああ、これこれ。口内幸福です。久しぶりだけどやっぱり旨い。讃岐うどんというジャンル、個性を超えて、うどん界で一番好きな麺です。小細工なしの堂々とした麺。
 これまでは醤油を掛けて食べていましたが、冷たいダシに絡ませるほうが美味しいです。味、ロケーションの怪しさ・楽しさに外で食べられるという気持ちよさも加わり「彦江」のポイントはますます高くなりました。


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「めりけんや かけはし店」(綾歌郡)


 2店目は「めりけんや」です。この店は地元雑誌の讃岐うどん特集でお馴染みの有名店に混じって紹介されていて知ったものです。「めりけんや」なんて初めて聞くし、ここが美味しいと紹介している雑誌も初めてでした。

 県内に3店あり、今回は綾歌郡宇多津町にある「かけはし店」に行きました。100席以上ある大型店です。
 入店し厨房を伺うと、いかにも雇われ店長という雰囲気のおじさんとあまり元気のなさそうなおばさん2名が出迎えました。これは失敗だなあ・・・と直感です。私は冷たいぶっかけ、妻は釜玉です。
 冷たいぶっかけは麺の上に定番のねぎ、レモンの他、よれよれワカメとかまぼこ3枚が載せられます。ワカメ、カマボコを載せるのは初めて見ました。これはダメだ・・・仕方ありません。こういうこともあります。
 9:00すぎのオープン直後だったので先客はバイクのツーリング団体7名だけでした。

 気力は失せていましたが一応写真も撮ります。で、食べてみたのですが・・・しなやかな口当たりのいい麺です。あれ?美味いよ。個性は強くないのですが十分いける麺、何度でも食べたくなる麺です。先入観とは異なる美味しさに驚きです。
 少し時間がかかって出来上がった妻の釜玉も・・・いい感じです。釜玉の卵の絡みはバランス悪く黄身が熱を持って固まることがあるのですが、この釜玉は茹でたて麺と卵が絶妙に絡みメチャうまです。山越のものに近いというと褒めすぎでしょうか。

 これが香川の一般店の実力でしょうか。「こだわり麺や」、「香川屋」、「うどん市場」などの大衆店は特徴のある製麺所系店と比較すると面白くないのであまり紹介されず評価低めなのかもしれませんが、県民が日常レベルで押し寄せるのが実力の証です。
 この「めりけんや」も本部が作っている麺(?)をアルバイトの店員がサービスしているだけなのかもしれませんが、うどんのレベルが高く、並ぶことなく、広い店内で気持ちよく食べられるので最高です。(過去何度も並んでいる自分が言うのもナンですが・・・)うどんは30分並んで食べるものではありません。

 「プレイパークゴールドタワー」で子供を遊ばせる際、近くの「おか泉」は行列でとても並ぶ気になりませんが、これからは「めりけんや」が使えそうです。


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「百こ萬」(善通寺市)


 3店目は「百こ萬(ひゃっこま)」です。

 極細麺の「しこしこ麺」が名物だそうで、「しこぶっかけ」と「赤しこ」を注文しました。赤しこのメニュー札(紙)は極小なのでこれがあることを予め知っていないと見逃してしまうかもしれません。我々の後に10人近い団体客がいたのですが、私がうどんを受け取るとき「あの赤いの何や?」という声が上がっていました。

 しこしこ麺は稲庭うどんのような文字通りしこしことコシが強い滑らかな麺です。美味いです。ツルツルの食感で箸が進みます。「赤しこ」は何故赤いのか忘れていましたが、ほんのりピリッとします。そうでした唐辛子を練りこんであるんでした。個人的にはもう少し辛くてもよいくらいですが控えめで後からじわっと辛さがきます。

 しこぶっかけも赤しこも繊細で力強い味わいです。別のメニューも試してみたくなりました。


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「よしや」(丸亀市)


 「さぬきこどもの国」で遊んだ後、もう一軒寄ることにしました。「よしや」を再訪です。宮武で修行した大将ですが、宮武系のゴワゴワした硬い麺ではなくエッジは立っていますがしなやかな麺の印象でした。

 15:00ちょうど、閉店時間に滑り込みました。ひやひやの小です。素朴で優しいチュルチュル麺。好みのタイプですね。「白川」の印象に近いでしょうか。美味しいです。イリコの効いたすっきりダシも胃腸に染み入ります。

 何故か前回はお気に入り店と断言できなかった(宮武系だからか?)のですが、「よしや」のうどんは自分好み、最高のうどんです。


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「灸まんうどん」(善通寺市)


 快晴の土日となればどこかに出かけたくなります。今日の瀬戸大橋は明らかにいつもより車多めでした。有名店は相当混雑したかもしれませんが、今日訪問した3店は比較的マイナーだったせいか、これまでで最も同店(?)した客の少ない1日となりました。
 1店目は3組(5人)、2店目は1人、3店目も1人でした。

 善通寺、満濃を中心に電柱や看板など至る所で宣伝されているお菓子の「灸まん」。うどん屋も経営していて人気高いということで出向きました。

 評判の冷たい「肉ぶっかけ」を注文しました。むにゅーとした食感、伸びる麺です。なかむら系と称していいのか分かりませんが美味しいです。すき焼きのような肉と汁の旨みもいい感じです。
 要望としては、多くの肉うどんを出す店と同じで肉がまだ温かいのでこの温度がせっかく冷やしている麺をやんわりと温くしてしまって味わいが中途半端です。冷たいぶっかけ用の肉は冷たくしてから上に載せて欲しいです。

 なお、ここのチクワ天は軽くてサクサクです。ここまで軽い食感は初めて。しっとりと味わいのあるチクワ天もいいですが、こういう軽さもいいですね。


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「松井うどん」(三豊市)


 映画「UDON」の本広監督の弟さんがやっているうどん屋です。そういえば「UDON」まだ観ていませんでした。映画にも登場したんでしょうか、フィクションを現実にしたお店なんだそうです。

 県道沿いの店構え、6~7台分の駐車スペースはありますが、満車の場合、どうするんだろうかと余計な心配をしてしまいます。到着が10時のオープン直後だったので、注文して茹で上がるのを待ちます。

 ピシッと締まった直球系の麺です。表面がツルツルで喉ごしを重視しているようです。冷たいダシも文字通り冷たくてすっきりしています。最近、親しみやすい柔らか麺を食べ続けているので、このつるっとした硬質の麺と冷たいダシは楽しい違和感があります。氷の世界です。
 冷水で締める表面の滑らかさだけを売りにしたうどんは最近好まないのですが、これはこれでいいなと思いました。

 ただ、人気メニューのカレーうどんは釜揚げの温かいうどんにそんなに特徴のないカレールーをかけたもの。好みですが鶴丸や五右衛門のようなスパイシーな旨さは感じません。あえて試さなくてもいいような気はしました。


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「橙家」(三豊市)


 本日最後は「橙家」です。山越で修行された方が(違うかも)オープンした新興勢力の中では評判高い店です。
 10時45分頃到着すると、店の前に「11:00~14:45(火曜・水曜休み)」の看板がありました。情報誌に記載されている「10:30~15:00(火曜休み)」から更に営業時間は短くなっています。一般店で営業時間が短いと営業時間以外の時間は何をしているのか、この営業だけで生活できるのか素朴な疑問が沸いてきます。

 1店目の肉+チクワ天、2店目のカレーなどで腹が膨らんで妻は珍しくパスです。子供も留守番希望で一人での入店です。一人のうどんは久しぶりですが何か寂しいものです。

 店内は情報誌の写真に比べると暗めです。若い大将と年配の女性(大将の母親?)と若いアルバイトの女性と接客は気持ちよく美味しそうな雰囲気が漂ってきます。ここは名物の「肉汁つけうどん」を注文しました。

 麺は細くてしなやかで優しい。ほっとする食感です。山越ってこんな麺だったかな。先程の「松井うどん」とは反対のスタイルというか・・・なかむら系とも違うチュルチュル麺です。これを美味しくないという人はいないでしょう。万人向けのイケメンです。
 つけ汁も肉の旨みがあって最高です。ただ、繰り返しになりますが、温かいつけ汁、肉と冷たいうどんが中途半端にからみます。この麺は冷たいまま食べたほうがよかったかも。
 この「肉汁つけうどん」が定番のようですが、ここは冷たいかけ、ぶっかけが先かなあ。次回試したいと思います。


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